小村君お誕生日小話

照山
「あ、小村くんおはよ……えっ!?」

小村
「モグモグてるやまおはよモグモグ」

照山
「ケーキ食いながら喋るな!!っていうかそんなガッツリ食いながら登校するなよ!!」

小村
「え？でも照山だって買い食いとかするだろ？」

照山
「ホールケーキは買い食いのレベルじゃないだろ…普通のフォークくわえながら登校する学生なんか見たことないよ！」

小村
「いや、折角近所のおばちゃんから貰った誕生日プレゼントだから…」

照山
「だからそれをどうして貰った直後に食べるかなあ…」

小村
「あ、照山も食べたい？」

照山
「胃もたれしそうだからいい」

小村
「大丈夫だよ多分！はい、あーん！」

照山
「え!?だからいいって…んぅ!!」

（無理矢理食べさせられる）

小村
「ほら、美味しいだろ？」

照山
「…あ、あまっ…美味しいけど」

小村
「…ふひゃひゃ、口のとこにクリームついてる！」

照山
「え、どこ？」

小村
「ここ」

（クリームを指で掬って照山の唇に押し付ける）

照山
「っっ!?」

小村
「もったいないぞ？」

照山
「………こ、このっ…」

小村
「へ？」

照山
「…こっ、こういうことするなら誕生日プレゼントのメロンパン太郎クッションあげないからな!!」

小村
「えええなんで!?やだ、メロンパン太郎欲しいよ!!」

照山
「ふん、小村くんなんて知るか!!ばあぁぁか!!せくはらおじさん!!」

小村
「せ、せくはらおじさん…!?」



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