主人公とは
2015/10/02

文ちゃん&ヨッシーや生物&クロノスは置いておくとして、その他の物語には主人公が存在します。

味噌汁学園の主人公は照山です。
BLものの主人公としてはわりとハマリ役だと思っております。まあ元になったキャラクターが、動かしやすさに特化している弟子ですからね。当然のことです。

弟子というのは随分と長いこと主人公として存在し続けているキャラクターでして、最早私の中で主人公というと、ひとつの答えとして彼の姿を思い浮かべてしまうほど存在感の強いキャラクターとなりました。
昔は師匠に食われまくりで見せ場のないツッコミ野郎だったのですが、少しずつ自分の思う『主人公感』を盛り込んで確立した人間にしていきました。お前よくここまで頑張ったなあ、としみじみ思います。

…とにかく、弟子は理想の少年主人公なのです。属性でいうと炎属性か光属性で、ドラゴンとかを連れていそうで、初期は弱っちいのに芯だけは強くて、後で主人公補正によりグングン伸びる。物理アタッカーで、魔法もそつなく使える勇者型。温厚で動かしやすく、そこはかとなく闇堕ちしそうな雰囲気も孕んでいる。ベッタベタの主人公。
そこには主人公感だけでなく、少年そのものへの憧れもふんだんに詰め込んでいますので、実は彼、我が家の中でずば抜けて男の子らしい(男らしい、とはまた違う。あくまでも男の子。)キャラクターでもあるのです。
どちらかというと可愛い路線っぽいのに男の子らしいとは何だか不思議ですが、彼の場合可愛いの種類が違うのです。女々しい・女性的な可愛さではなくて、母親が息子を可愛いと思うのに近いような…無茶したり意地を張ったり、ロマンチストだったりする少年らしい可愛さ?を持たせたいと常日頃考えています。…少し話は逸れますが、彼の女体化に恐ろしいほど気が乗らないのも、そのためだと思います。弟子には!いついかなる時も一貫して男の子であって欲しいんだ!!何故なら主人公だから!!

一方、RAGMAN&DESERTの主人公は長らく不明のままでした。
片桐も有本くんも同じくらい出てくるし、どちらも弟子のような圧倒的主人公スキルは持ち合わせていないし、もう片桐有本のダブル主人公で良くないか?みたいな。いや、みたいなっていうか、この可能性に関しては今も捨てきれていませんが。
でも最近、有本くんが主人公であるような気がしてきています。答えは簡単、片桐を主人公にすると、好きな時に殺しづらいからです。

片桐は作中で死ぬことが確定しており、寿命は最長でも物語が終わるまでです。98%くらいの確率で20代のうちに死にます。
『物語のラストで死ぬ』と言い切ることが出来れば片桐が主人公でも問題無いのですが、奴の場合、上記の通りラストまで生き残れるかどうかも怪しい状態なので、主人公になるのは向いていないのではないかと思い至りました。あとキャラ設定的に主人公は無理。

じゃあ有本くんは絶対に作中で死なないのかというとなんとも言えませんが、そんなことを言ったら弟子だって微妙になってくるので言わないお約束です。

有本くんは弟子ほど主人公らしい主人公にはなれなさそうだけど、少年じゃないしその辺は仕方ないよね!有本くんは有本くんにしかできないことを精一杯やろう!!





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