小説 | ナノ


梅雨の中の秘密事





今日は皆さん。
最近、我が並盛…というか、日本全国絶賛梅雨期間中でございます。
あ、なんかちょっと中国語っぽくなった。

まあ、そんなあまり笑えない冗談はさておき。
当然、そんなもんだから、今日の天気も大変良い………ワケがなく…。
もうこれでもかと言う程の土砂降りだ。

参ったなぁー…。
今日朝はすっごい晴れてたし、朝オハのお天気お姉さんも「今日は久々の一日中の晴れになるでしょう」ってそれはもう素敵な笑顔で言ってたし、それに、あの雨が降る前に感じるしけった匂いもしなかったから、完全に安心して傘を持たずに来てしまった。

―――――嗚呼、ぬかった。
何故今日に限って……! 折りたたみくらい持って来れば良かった………。


嗚呼、雨なんか大っ嫌いだ。なんせ…………

「髪がぼはぼはになるぅぅぅぅうぅう」
「煩い」
「あ痛っ」

堪らず心の声を口に出して机に突っ伏していたら、すかさず花に一刀両断され、尚且つそれと同時にペシンと叩かれた。
…うぅ、痛い………。

「ひっどいなぁ。花だって解るでしょ? この複雑な乙女心」
「それが「複雑な乙女心」なのかは置いといて、まあ、解るわね。その気持ちは」
「でしょう?」
「わぁ、今日の##NAME1##ちゃん、髪ふわふわだねっ」
「…………ワォ、何てポジティブシンキング」

でもね、京子。
私、そんなに前向きには生きれないっ………!

そう思いながら、いつの間にか私の横の席の椅子にちゃっかり座って綿菓子並にふわふわと笑っている京子に、弱々しく笑いかけた。

「おぉー、おはよー、きょーこぉー」
「初音ちゃん、もうお昼過ぎてるよ?」

うわ、天然クィーン・京子にまでつっこまれてしまった。
……ダメだなぁ、私。

「んお? 何だ何だ?元気ねーなあ、桜龍寺!」
「おお、武く……。今日も今日とて元気だねぇー」

ずしりと何かが私の上に乗っかったと思ったら、武くんが私に覆いかぶさるように抱き着いていた。
てゆうか、何でだろ?
武くん、1人しか居ないのに、何か効果音が「がやがや」しか当て嵌まんないんだけど。
そんなことを思っていると、花が私達の体勢に注意した。(主に武くんを)

「ちょっと山本、それセクハラよ。
訴えられたくなかったら、さっさと初音から離れなさい」
「ははは、訴えられんのはかんべんなのなー」

武くんはそう呑気に言うと、ひょいっと案外素直にどいてくれた。

「お、桜龍寺、今日髪ふわふわだなっ!」
「あ、山本くんもそう思った? 可愛いよねーっ」
「「………この天然コンビは……」」

武くんが京子とぽやぽやと天然話に花を咲かせるもんだから、私は花と綺麗にハモって呟きながら、ぺたんと再び机に突っ伏した。

このぼはぼはな髪も、直しようにも櫛を忘れて来てしまったから、直しようがない。
…嗚呼、何で今日に限って……。


「そう言えば初音ちゃん、今の初音ちゃんの髪型、なんだか花のと似てるよね。
元々の髪型もちょっと似てたし。ふふっ、姉妹みたいっ」

机に突っ伏したままの私の髪を、京子が優しくすきながら、そんなことを言ったので、私は思わずマヌケな声を出しながら顔を上げた。
そしてそのまま、じぃっと花のことを見つめる。

「う〜ん、そうかなぁ〜」
「ちょっと、あんまりじろじろ見ないでくれない?
それに、私はこんな出来の悪い妹は要らないわ」
「ヒドッ! っていうか、この場合私は妹なの!?」
「当たり前でしょ」

京子に「姉妹みたい」と言われて、ちょっと嬉しかったので、花にバッサリ切り捨てられて、ちょっと…いやかなりショックだった。
うわーん、酷いよ花ーなんて言いながら、花のベストの裾を掴むと、またもペシンと容赦なく手を叩かれた。
嗚呼、体より心のダメージの方が大きい……!!

「つーなーよーしー!!花がドメスティックバイオレンスー!』
「えぇ!? そこでオレにふるの!?」

机をガタガタいわせながら、さっきから全身で「オレには話し掛けるなオーラ」を出しまくりながら一心不乱に数学の参考書を読み耽る綱吉にもたれ掛かると、真っ先にイヤそうな顔をされると思っていたが、それより先に鋭いツッコミが入った。
というか、イヤそうな顔はこれっぽっちもされなかった。
ああもう超大好き綱吉クン。

「ねーねー、綱吉は今のどう思うー?ちょっと酷すぎるよねぇー」
「沢田、この子を甘やかしちゃダメよ。
自分の気持ちを正直に、しょ・う・じ・き・に、答えなさい」
「!?(2回言われた!? っていうか2人一緒に言われても……!)」

私が綱吉に詰め寄ると同時に、花も綱吉の机に手をついて問い詰めた。

私と花2人してじぃーっと見つめながら綱吉の解答を待っていると、綱吉がほとほと困ったように顔を歪めて、両手を顔に押し当てた。

「あ゛ー―…、もう、勘弁してよ。
もうどっちもどっち。 ていうか、オレに最終判決を求めるな、面倒臭い」

珍しく投げやりな返答を返した綱吉に、焦ってしどろもどろになると思っていた私達は、キョトンとして顔を見合わせた。

「どしたのつーくん、反抗期?」
「何で数ある理由の中でそれをチョイスした?」

なんからしくない綱吉を見ているのはイヤだったので、吉がツッコミやすいようにボケたが、何時ものような覇気がない。
というか、なんかキャラがスレツナっぽくなってる。

あれ、何か急に不安になってきた。

「え、あの、綱吉…、何か怒ってる?あの、何か気に入らない事でもあった?ひょっとして、原因って私だったりする…?
何か、今日の綱吉変っていうか、何と言うか、ちょっと怖いよ……?」

何時もと雰囲気が違う綱吉に戸惑いながら、遠慮がちに聞くと、私の方を向いて何時もみたいにへにゃんと笑ってくれた。

「え? んーん、何にもないよ。
只ちょっと、リボーンに出された課題が終わんなくって、徹夜でやってたから寝不足なだけ。ごめんね、不安にさせちゃった…?」

そう言って、私の頭をよしよしと撫でてくれたので、つい目を細めて和んでしまった。
すると、花が怪訝そうな顔をして聞いてきた。

「………アンタ達、ひょっとして付き合ってんの?」
「「へ? 何で?」」

最終的に綱吉の服を掴んで綱吉の胸に顔をうずめる格好をしていた私は、ぐりんと首を回して綱吉とハモりながら応えた。
花はその答えを聞くと、心底呆れたようにため息をついて、京子と武くんと顔を見合わせた。
むぅ、失礼だなー。

「アンタ達………。バッカじゃないの?」
「何故に? 私、結構頭は良い方だと思うんだけど……」
「ていうか、何で?」
「…………ハァ」
「「?」」

花の言ったことの意味が解らなくて、綱吉と2人で首を傾げていると、誰かに後ろから制服の襟を捕まれて、自分の椅子に引き戻された。

「ぅえっ? な、何??」
「「何」、じゃねぇだろこのバカ!!」

引き戻された拍子に軽く首がしまってしまい、ケホケホと咳込みながら、若干涙目になりつつ上を見上げると、額に青筋を浮かべた隼人がいた。

「てめぇ、黙って見てりゃあ、10代目にべったりくっつきやがって。馴れ馴れしいったらありゃしぬぇ!!!」
「(…ム)馴れ馴れしくて大変結構。だって私は隼人よりも綱吉と仲良いもんっ」
「(…ムカ)んだとゴラァ。
10代目がてめぇのお守りして下さってんのが解んねぇのかよ、アァ?」
「(ムカムカッ)はーあ? 何、ソレ。綱吉がお守りしてるのは隼人の方じゃないの?」
「(ブチィッ!)てんっめぇっ……!! 果たすっ、何が何でもぜってえ果たす!!」
「ふんっ。
出来るなら、どうぞ御自由に。返り討ちにしてあげるわ」
「んにゃろー――っ」

私と隼人がギリギリと睨み合いながら悪口の応酬をしていると、不意に花が口を挟んできた。

「ちょっと獄寺、あんた初音に何かしたらぶん殴るわよ」
「ぶんっ………お前、それでも女かよ」

花が顔をしかめてそう言うと、隼人が呆れたと同時に驚いたような顔をしてつっこんだ。
っていうか…――――

「意外と、女の子に夢見てるんだね。隼人って」
「なっ、んな訳あっか!!」
「ははは、そーなのか? 獄寺」
「あ、獄寺くん、顔真っ赤だよ?」
「! うるせー!!!」
「ちょっと、獄寺うるさいわよ」
「あああ。ごっ、獄寺くん落ち着いてーっ」

私が言った言葉に反応する隼人に、それに乗る武くん。と、更に京子の天然発言により、隼人の顔は更に赤くなった。
その輪に花まで加わったので、遂に綱吉までも叫び声を上げてしまった。

私は只1人、そのほほえましい光景を見て、笑っていた。





打って変わって放課後。
雨はまだまだ止むことを知らず、ザアザアと地面を打ち付けていた。

「うあぁー―………。結局、雨止まなかったぁー―」

皆が傘を広げて帰っている中、私は1人傘を持たずにうなだれていた。
ほんっとにもう、ぬかりまくった………。
そう思いながらうなだれていると、ポン、と誰かに肩を叩かれた。

「初音……? 何、やってんの?」
「………っ! 綱吉…」

ちょっと驚いた顔をして私を見つめている綱吉を目を見開いて見ていると、綱吉はくしゃ、と破面して私の頭を撫でた。
気が付いたら、校舎から出て行く生徒は1人も居なかった。
綱吉の撫でていてくれる掌の温度に言い知れぬ安堵感を感じていると、ハッとして綱吉に聞いた。

「つっ、綱吉っ…!」
「? 何?」
「傘……っ」
「は?」
「だからっ、傘っ、傘傘…っ!」
「…え? えっとぉ……」

珍しくベストを着ていない半袖のYシャツを握ってそう言うと、綱吉は歯切れの悪い声をだして、目を反らした。

「(だ・よ・ねぇ〜〜〜〜〜!!!)」

解ってはいたよ、解ってはいたさ……! 綱吉が、私が傘を持って来ていない時点で持って来ないだろう事はね…!
ちくしょぉ〜…、と私が綱吉のシャツを握ったまま唸っていると、綱吉がしょうがない、という顔をしてシャツを脱ぎ出した。

「!? つ、綱吉っ!?」
「ほらっ、とりあえずこれ被って帰るぞ。
大丈夫。今日は下に薄手のTシャツ着て来たし」

綱吉のいきなりの行動に赤面していると、ば、と綱吉に彼が先程まで着ていたYシャツを被せられた。
うあ、何か綱吉のニオイがする…………。

「(抱きしめられてるみたい………)って…!」
「ほらっ、とっとと走る!!」

変な事に考えが行ってしまった頭をぶんぶんとふっていると、綱吉が片手で私と自分の鞄を持ち、もう片方の手で私の手を握り、勢い良く走り出した。

「ちょっちょっちょっ……! ダ、ダメなんだって私! 雨に濡れちゃうと…!」
「ええ!? 雨音がうるさくて聞こえないよ!!」

慌てて被せられたYシャツを押さえて駆け出しながら言うと、綱吉はこの豪雨で本当に聞こえないらしく、少し苛立ち気に声を張り上げた。

「だからっ………」
「ああもうっ、家に着くまでちょっと待ってて!!」

私も自棄(ヤケ)になって声を張り上げたが、綱吉に一刀両断されてしまった。
しょうがなく観念して、Yシャツが風と雨で飛ばないように、細心の注意を払って走った。











初音の家の方が近いから、初音の家で良いよね。
オレの独り言にも似た問い掛けに、##NAME1##は俯いたままこくんと頷いた。

「(………やっぱり、半分無理矢理に連れて来ちゃったのがマズかったのかなぁ……)」

学校から初音の家に行くまで終始無言だった初音をちらりと見、自分のダメっぷりに内心溜め息が尽きなかった。

だいたい、何でよりによって「初音の家」に行こうって思うんだよ。
女の子の家に押しかける(って言うのかはよく解んないけど)なんて、礼儀知らずにも程がある……。
バカだろオレ。ホントバカだろ………。
―――なんて、今更考えても、もう初音の家に着いてしまえば後の祭り。
後悔先に立たずとはこの事だ。

心の中でうだうだ考えていると、段々落ち込んで来た。
けど、お互いずぶ濡れのままでいるわけにはいかず、まずはレディーヒァーストってコトで、初音に先にお風呂…っていうかシャワーを浴びて来るように言おうとして、はた、と初音の異変に気づいた。

未だにオレが被せたYシャツを被ったままで、更にその上に鞄を乗っけて、まるで頭を見られたくないかのような格好だ。
不思議に思って、初音の頭に手を伸ばしながら声を掛けようとすると、初音から酷く切羽詰まった声がとんだ。

「は…「さ、先に! 先に、綱吉シャワー浴びて来て…!!」……え?」

初めて聞く初音からの拒否を含む言葉に、ついカチリ、と固まってしまった。
初音もそれに気づいたのか、途端にわたわたと慌てた気配を見せた。…まだYシャツと鞄は頭に被ったままだけど。

「あっあの、あのね。違くて、その、ほら、綱吉風邪ひいちゃうから、先にシャワー使って良いよっていう……」

何を言うか。
初音の言葉に、思わず顔をしかめた。
オレは自分の鞄に入ってたスポーツタオルであらかた水気は拭いてとったけど、初音はどうだ。
さっきから床に雫がぽたぽたと垂れてるし、Yシャツの隙間からのぞいている唇は真っ青だ、それに体も小刻みにふるえている。
………こんなの、誰が見たって初音の方が風邪をひいてしまうと思うだろう。
きっと、あの獄寺君でさえ心配するに違いない。

「初音。良い子だから、シャワー浴びておいで」

出来るだけ優しい声音でそう初音を促したけど、初音はぶんぶんと首を振ってそれを拒否した。

「(…こんにゃろう……っ)」

薄々気づいてはいたけど、初音は変なトコで頑固だったり融通が効かないところがある。
けど、初音がこんなに拒否をするってことは、それなりに何かしらの理由があるはず。

だけど、このまま初音を放っておいたら本当に風邪をひいてしまう。
ちょっといじわるだけど、そっちがその気なら、こっちもそれなりの対応をとらせてもらう。

「初音……いい加減にしないと、オレ怒るよ…」
「………っ!」

そう声を低くして言うと、初音の肩がビクッと震えた。
単純だって? 単純を甘く見ちゃいけない。
頭のキレる奴には、案外こういう単純な策の方が効果があるのだ。
その証拠に、初音は恐る恐るというようにオレを見ている。まだYシャツと鞄はそのままだけど。

さて、一体全体どうしたものか。
珍しく融通の効かない初音を見て、ふぅ、と息をついていると、不意に初音から「っくちっ」というくしゃみが聞こえて来た。

「…………!!!」

それを聞いた瞬間、自分でも驚くくらい俊敏に動いていた。
まず、今までいた玄関から迷わず洗面所に行ってバスタオルを持ち、そのまままた玄関に直行。

ちなみに、そこまででたったの数瞬。
それから、玄関にうずくまっていた初音に拒否するヒマさえ与えずに風呂場に強制的に連れて行き、脱衣所に着くと持って来たバスタオルを初音の頭に掛けるためにYシャツと鞄を無理矢理初音の頭から退けると、見えた姿に目を見開いた。
初音の、艶やかで真っ白な髪は、鮮やかな桜色に、暖かみのある蜜色の瞳は、暗闇でもきっと見えるであろう程鋭い金色に、成っていた。

「だ…だからっ……ダメって言ったのに………」

##nameなのに、初音じゃないみたいな初音が、目に涙を溜めてキッとオレを睨んだ。

オレはそれを見て、さっきまで感じてた焦りとか、苛立ちとか、そういうモノが全部吹っ飛んで行ってしまった。
唖然……というのが、今のオレの感情にきっと当て嵌まる。と思う。
ぼーっとして動かないオレを初音はちらりと見て、ぽつりぽつりと話し始めた。

「………昔から、なの…。
何故だかは解んないんだけど、なんでか昔から雨に濡れちゃうと、こうなっちゃうの……。やっぱり…変、だよね。……気味悪く、思った?」
「ううん。変じゃ、ないよ」

気づいたら、間髪入れずにそう言っていた。まるで、オレの中で元々用意されてたかのよつに、すんなりと。
なんだか、初音が酷く怯えているように見えたから……

――抱きしめて、安心させてあげたい。――

そう、思ったんだ。
オレは、初音にそっとタオルを掛けてから、初音をぎゅうっと抱きしめた。
それで初音はまたびくりと肩を震わせたけど、気にせずに話し掛けた。

「…初音、オレは、気味悪くも、思ってないよ」
「っ……う、嘘」
「ウソじゃないよ。初音、聞いて?」

オレの言葉をふるふると小さく首をふって否定する初音の背中を、ぽんぽんとあやすように叩きながら、ゆっくりと話す。

「だってさ、初音。
こうやって髪や瞳の色が変わることだって、初音の一部でしょ?オレは、初音の事は全部受け止めてあげたいって思ってるから。
だから、変だとも、もちろん気味悪いなんて思わないよ。それにさ、ほら、髪の色も瞳の色も、すっごく綺麗だと、オレは思うよ」

そう言ってへにゃ、と笑うと、初音はオレの胸に引っ付いて、ぐすぐすと肩を震わせて泣いてしまった。

「うっ…うぇぇぇーん……っ」
「よしよし」

それから初音が泣き止むまで、オレ達はずっとそうしていた。





梅雨の中の秘密事
(この事は)(オレと初音だけの)(秘密事)



「……あ、あのう…綱吉」
「? 何?」
「その……そろそろ離してくれるとうれしいな」
「え……あ、そっそうだね!ご、ごめんオレっ…!」
「えっいやっ、全然平気!!むしろ安心したしっ!」
「オ、オレもっ。むしろもう少しあのままが良かったっていうか……」
「わ、私も………」

「「……………え?」」



翌日、初音と綱吉は揃って知恵熱を出したそうな。








今回は、初音の秘密その@をテーマに書きました。
ヒロインは雨に濡れると髪と瞳の色に変わります、はい。

何故「雨に濡れると」なのかというと、「水に濡れると」にすると、初音はプールに入ってもお風呂に入っても髪と瞳の色が変わってるとなります。
そうなると、色々面倒臭いですし、初音は海には入れるようにしたかったので、「雨に濡れると」にしました。
ちなみに、彼女の髪と瞳の色は乾かすと元に戻ります。

ちなみにおまけの話ですが、2人は本当に知恵熱というか熱を出しました。
綱吉くんは普段使わない頭をフルに使ったため。
初音は頭の回転が凄まじく速いので何時もちょっと考えただけですぐに答えが出るのに、延々と悩んでいたためです。






2009.9.23 更新
加筆 2011.8.4