「何してるんですか志摩さん」 「何って……パンツちゃんを押し倒しとるんやで?」 「それは分かるよ」 一時間前くらいにテスト勉強をしていた私の部屋に一匹の馬鹿がやってきた。 女子寮にわざわざ来るなんて何してるんだ何て聞くとサラリと「パンツちゃんに会いたかった」と言い出した。 数時間前に塾を終わらせてるから会ってたのに馬鹿な奴とか思いながら渋々部屋にいれた。 荒らすなよと言いながら机の前に座らせてお茶を出すとありがとうとぎこちないしゃべり方で私に言った。 何でそんな緊張してんのと聞けばまさかお茶を出してくれるとは思わなかったと感動された、おかしいだろ。 志摩廉造とは今年出会った祓魔塾でも正十字学園の方でもクラスが同じであっちから話しかけてきたのが始まり 私がいくら断ってもメアド教えてとか言ってくるしいい加減にしろと言いながら蹴ると物凄い笑顔で私に仲良くしてねと言い出した。 マゾかコイツはと密かにいや明らかに引きながら頷くと余計寄ってきて拒むのも面倒になってきたから無視でそのまま暮らしてた、けど今日はついに女子寮へ来たか。 まあ実際私とコイツが出会った経緯とかはどうでも良いか。 数分前、そのまま談笑してると急に志摩が私を押し倒してきた。 首筋に顔を埋めていい匂いとか言い出すしマジでヤバいんじゃないかコイツと私は思った いい加減くすぐったいし気味が悪いから体を引き離すと口を尖らせながらブーブー言ってきた。 「何でそんな発情してるわけ?」 「パンツちゃんのお風呂上がりを見たらムラムラするに決まっとるやないですk……ぐふっ」 ムラムラとか言い出したから腹に蹴りを喰らわせる、ざまぁみろ。 志摩はゆらりと立ち上がり凄い勢いで私の肩を掴んだ。 「俺と大人になりませんか」 「死ね」 私は冷たく軽蔑の目で志摩を見ると志摩は涙目ですり寄ってきた、暑苦しいしウザイわ。 でもそんなコイツが好きな私は重傷だ。 病院行きかな。うん。 ――――――――― おっぱい企画(仮)に提出! |