企画さまよりいらっしゃった方は此方から





私はベッドに横たわりながらエロ本を読んではにやけている廉造の横に腰かけた。というか普通、彼女が遊びに来ているのに読むべきではないだろ。

視線を向けてもこっちを気にしない彼にかちんと来た私は、何かで廉造の気をひこうと思った。廉造の興味のあることはどうしてもそっち系のことしか思い付かない。いや、しかも現在進行形でエロ本読んでるしね。いいものはないかなと考えていると、ふとこの前読んだ雑誌に書いてあったことが思い起こされた。そうかコレならいけるだろう。
そう確信した私は鞄を持って立ち上がると廉造の部屋のトイレに駆け込んだ。


私がトイレから戻ってくると未だエロ本を読んでいた廉造が、と此方を見た。

「生理なん?」

「違うよ」

鞄を持って駆け込んだからってその発想はどうかと思うが、心配してくれたのかと少し嬉しくなる。
緩む頬を抑えながら、私は寝転んでいる廉造のもとへと歩みよってその足に跨った。

「ねぇ、廉造」

「私今ね」

パンツ穿いてないんだ。と言った瞬間廉造が身体を起こした。先程まで興味を独り占めしていたエロ本は枕元に置いてと私のスカートを見た。うん、エロの力は偉大なり。

本当かどうか疑っている廉造に本当だよ。と言って太股を挟んでいる足に少し力を込めた。

「何でそんな格好してるん」

露出狂やったけか、#name2#ちゃん。と言いながらも腰を撫でている手が止まっていない廉造に笑みがこぼれた。どうやら気をひく作戦は大成功のようだ。エロ魔神の名は伊達じゃない。

腰を撫でる手がつつつ、と下がって尻を撫で始め少し背中がびくりとなった。別にそういことがしたかったわけじゃないけれど彼が構ってくれるなら悪くはない。私は廉造の額にリップ音をたてながらキスをした。



ノーパン健康法


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0906 企画サイト様に提出





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