この人も見たことあるよーな…あるよねー。私が驚いて口も利けないでいると推測で白ひげさんだと思われる人が口を開いた。
「グララララ!女でこの海賊団に入りたいなんてナース以外で初めてだ!気に入ったぞ!」
「よかったな!」
「あはは、ありがとうございまーす」
もう完璧あとには引けない感じじゃないっすかー。てかこれはやっぱりトリップしてたってことでオケー?てか私が海賊とか無理だろ。しかもなんか私戦闘員扱いっぽくない?格闘ゲームだったら百戦錬磨だけど、実際はめちゃめちゃ運動音痴なんだよね。
「そーいや名前聞いてねえな。お前、名前は?」
「…ミョウジナマエですけどー」
「なにふて腐れてんだよ。よしナマエ、部屋案内してやるからついてこい」
まだ踏ん切りはつかないけど逃げ出すことを実行にはうつせない。結局私はエースさんの後をついていった。
食堂、お風呂、など一通り説明されたあとつれてこられたのは1つの部屋。
「ここがお前の部屋だ」
「ほ、本当ですか!」
不幸中の幸いとはまさにこのこと!
めちゃめちゃ広い!
「そんなに喜んで…よっぽど俺との相部屋がうれしいんだな!」
ん?今 な ん と ?
「あの、今なんと?」
「俺との相部屋がよっぽどうれし「うれしくないです」
やっぱり不幸中の幸いなんて嘘だ!類は友をよんでしまったよ!
不幸中の不幸
踏んだり蹴ったりやん
しおり
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