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▼たくさんの漫画が欲しい




傷だらけで眠るまだ幼い少年の横顔を見つめる。下手くそに貼られた頬の絆創膏が剥がれかけていた。
この年頃の男の子というものは常にどこかに傷をこさえているものだが、この少年は他の子と訳が違った。

大の大人、それも同じ里の仲間から付けられた傷だったのだ。


「………四代目…あなたが命をかけて守った結果がこれだ」


女は静かに呟く。
きっと服を脱げば、目も当てられないくらいの傷が付いている事だろう。

女は一つため息を吐き、印を結ぶ。そして少年の体に医療忍術を施していく。
――――――――――――




「ウォリック・アルカンジェロ!!」
「…げっ」
「先輩…もう怒っても無駄だと思いますけど、」
「うるさいコーディ!」
「××ちゃーん、そんなに怒ってっとシワんなっちゃうよ」
「どいつもこいつもバカにして……!!」
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夜な夜な人知れず少年ナルトの介抱に勤しむ彼女の正体とは!?
的なNARUTO原作沿いと、
急遽チャドさんの代わりとして便利屋担当になった中編を書きたい。
小ネタ 2016/03/14 08:11
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