「美人さんだよね、よくみたら。うん。」
「さあな」
「色白だった?」
「覚えてない」

無機質な体。
それはとても、彼に不釣り合いで。カチカチと鳴る指先は、なにを掴み損ねたのだろうか。知る由もないくせに哀しがる自分は、ただの自分勝手なんだろう。









20080703
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