「あちー」
「おまえなあ、暑い暑い言うな余計暑いから」
「ブブー。シカマルのほうが言い過ぎです暑いですー」
「何歳児だよ」
「18歳児」
「あーお前といるとほんと疲れるわ」
「またまたぁ」
「いやマジで」
「あ、やべ。俺もう任務いくわ。んじゃなーシカマル」
「おぅ、またな、キバ」

雲が流れる。
本日も晴天。

「さてと。俺も行くか」

揉み消した煙草。
山盛りの吸殻。
いつか愛した人を思い出して、重い腰を上げた。
空は、どこまでも青く、面影は遠く。











20080812
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