まただ。
どうしよもない。
なーんて思うのも、もう何度目か知れない。

「シカマル、」
「先生」
「なぁシカマル」
「あのなお前、先生をつけろよ先生を」
「なぁなぁシカマル」

吐いて捨てるほどある思い出は、どんなに吐いて捨てても底がないことを、俺は知っている。








もぐもく ぺっ/水獣
20091112
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