イタチver.


「っぎゃあああああ!?」
「、どうした久遠・・・、な、」
「いいいイタチ兄さん!!」
「なんだ、それは・・・」
「俗に言う猫耳ですなんで!?なんでいきなりこんっ、こんなものがっ」
「・・・落ち着け。なにか心当たりは?」
「え、うー・・・ないですぅ・・・!!」
「サソリに試作品を飲まされたんじゃないのか」
「飲まされてないですぅ・・・ううう」
「・・・そうか」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・え!?」
「? なんだ?」
「え、いやいやいや、そうかって!なにか解決策ないんですかぁ!!」
「そのような症状は見たことがないからな。・・・対処のしようがない」
「う、うえぇ・・・!」
「! 許せ久遠。オレにはわからない」
「っうー・・・!抱き締めてくれたら泣き止みますー・・・!」
「・・・・、ほら」
「(ほんとにしてくれた!)イタチ兄さん大好きー・・・!!」
「泣くか笑うかどっちかにしろ」


なにしろ兄さんは甘いもので。


サソリver.

「あ?てめぇなんだソレ」
「へ?ソレ?」
「その頭のやつだよ」
「頭?・・・えええええっ!!?」
「なんだ自覚無しか」
「なっ何これ!?耳!?耳ですかこれ!?」
「おー。猫だなこりゃ」
「ねねね猫・・・!?」
「あぁ。・・・そぅら」
「う、わっ!?ちょちょちょサソリさん止めてください耳触らないでくすぐったい!!」
「・・・ふ、おもしれぇ」
「っひ!?わひゃ、やんっ」
「おいお前声エロいぞ。まぁキモいけど」
「りっ、理不尽な、ぅあってくすぐったいですってばぁ!!」
「(目ぇ潤んでるし顔赤ぇし、案外いい顔するじゃねぇか)」


ドSなサソリさん。


デイダラver.


「むー」
「久遠なにしてん、・・・うん!?」
「あ、デイダラー」
「ちょ、おまっ、なんだそれ!?」
「なんか起きたら耳生えてたー。ど?可愛い?」
「いやミスマッチ。うん」
「ひ、ひどい!!」
「事実だ、うん(触ってみてぇな)」
「触ってみる?」
「っ、おぉ」
「んー、ほら、本物みたいでしょ?」
「・・・・・・」
「・・・デイダラちゃん?」
「っは!あああうん、本物みてぇだ」
「・・・もしかして気持ちよかった?」
「はっ!?んなわけねーだろ、うん!!」
「あたしはデイダラに触られて気持ちよかったよ!!!」
「誤解招くような言い方やめろ!!!」


素直じゃないなぁデイダラちゃん。


マダラver.


「・・・そんなコスプレでイタチやサソリを落とそうとしても無駄だと思うが」
「違うしー!!?ていうかその手があったかっ」
「いやだから誰も落ちないスよ」
「いきなりトビ口調やめてなんだか傷つくから」
「またサソリの薬か?」
「ううん起きたらこうなってた」
「・・・お前の体の仕組みを調べてみたいものだな」
「えっち!!!」
「殺してやろうか?」
「ごめんなさい」


比較的平和な会話マダラさん。

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