ロンパネタ詰め | ナノ





(名字さんのコテージ前)

コンコン

左右田「おい、名字」

コンコン

左右田「お前の壊れたシャワー直しに来てやったぞ」

名字「も〜だあ〜れ、いま、‥ひるねちゅうだったのに‥」

左右田「お前が今日の作業終わったら直せっていったんだろうが」

名字「はあ〜?‥‥って左右田か‥はあ、ごめん〜」

左右田「絶対まだ眠いだろ」

名字「じゃあお願いしようかな‥どーぞー」

左右田「おー‥ってなんでドアいきなり閉めるんだよっ!?」

名字「ごめん!やっぱり10分だけ待って!」

左右田「は?なんでだよ‥」

名字「‥部屋すごく汚くて男の子に見せられような状態じゃないから‥」

左右田「(男の子に見せられない部屋‥?)」

名字「終わったら呼ぶから絶対部屋帰らないでよねっ」

左右田「あ、ああ‥わかってるよ‥」



ガチャン



左右田「(にしても男の子に見せられない部屋って‥)」

左右田「悶々」

花村「あ、左右田くん名字さんのコテージの前で何イヤらしいことを考えているんだい」

左右田「か、考えてねえよ!(びくっ)」

花村「おかしいなあ、確かに僕の下半身が左右田くんから発するフェロモンに反応したんだけど‥!」

左右田「マジやめろ」

花村「確かに君にとってBLは先の見えない真っ暗な道かもしれない、でも僕が手取り足取り教えてあげるから心配しないで新しい一歩を踏み出そうよ〜」

左右田「無理無理無理むりぃいい!マジで興味ないからぁああ!」

小泉「‥あんたらなにしてんの」

左右田「あ小泉さんマジで俺を助けてくださいお願いします」

花村「あ小泉さーん、君も僕たちの仲間に入りたいのかい」

左右田「俺は仲間じゃねえよっ」

小泉「はあ?ホントあんたらって信じられない、わたし名前ちゃんに用があるんだから、ちょっとどいて」

花村「ああーん!!」

左右田「お前マジで変態だな」



コンコン


小泉「名前ちゃんこないだ言ってた雑誌なんだけど」

花村「ふむふむ、エロ本ですかな!」

小泉「ち、違うわよ!ばか!」

左右田「お前話が進まないからいちいち下ネタ挟むのやめね?」


ガチャ


名字「あ!真昼ちゃん!わざわざごめんね」

小泉「全然平気よ、一通り目を通したらまた教えてあげるね」

花村「なにをですかな!」

名字「あ‥花村いたんだ‥」

花村「その冷めた目!ホントたまりませんなぁあ!」

名字「左右田、あと少しで掃除終わるよ」

左右田「おー」

小泉「こいつにはなんか用あったの?」

名字「うんシャワー壊しちゃって、直してもらうんだーで、花村はなんでここにいるの」

花村「左右田くんの甘いカオリで僕をここまで導いたんだ!」

左右田「ちげーよ!名字!そんな目で見んじゃねーっ!」

小泉「花村は用がないならコテージ戻りなさいよ」

花村「えーでもこれから名字さんと左右田くんがどうなるのか気になる感じじゃない?」

左右田「バ、バカかっ!気まずくなるだろうがっ!」

小泉「じゃあわたしが花村持ってくよ」

名字「わあ、ほんっと助かる!いろいろありがとう!」

花村「えなんか僕邪魔者扱い?」

小泉「じゃあまたね」




花村くんと小泉さんがログアウトしました




名字「じゃ、どーぞー」

左右田「あ、おじゃまします」

名字「うん汚くてごめん」

左右田「(うわ‥女子のにおい‥)」

名字「ちょっとあんまりキョロキョロしないでよ‥」

左右田「うわ!別に見てねえよ!」

名字「どんくらいで直る?」

左右田「あー‥10分とか15分くらい?」

名字「おー、一家に一人左右田くん」

左右田「なんだそれ」

名字「早くやってよ」

左右田「うっせーな!ちゃちゃっと終わらせっぞ!」

名字「お願いしまーす」

〜15分後〜


左右田「もう終わったぞー」

名字「お意外と早い」

左右田「多分もう水でるぞ」

名字「どれ、」


ブシャっ!


左右田「つめてっ!」

名字「あ、」

左右田「あ、じゃねぇよっ!」

名字「ごめん、ごめん」

左右田「あ〜結構濡れたぞ」

名字「じゃあ脱ぎなよ」

左右田「は!?」

名字「今から洗濯機回すから」

左右田「いいいいいいいいいい」

名字「乾くまでわたしのジャージ貸すんだから大丈夫でしょ、わたしも悪かったしさ」

左右田「名字‥(きゅん)」



(名字さんのコテージ前)


花村「名字さん男前だね〜」

小泉「‥これオチあるのよね?」

花村「んー、多分ないんじゃないかなあ」


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