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▼ 早漏(AV)



「そんな緊張しなくていいから。楽にして。」
「う、う、はい…。」
椅子に浅く座ったキイチくんは、所在なさげに部屋中を見回している。俺(監督兼男優)ともう1人の男優、カメラも回ってADもいる。初めての撮影で緊張しない方がおかしい。
「じゃあまず軽く自己紹介しようか。歳は?」
「に…あ、18、」
そうそう18って触れ込みだからね。に、から始まったらおかしいからね。
「あ、」
自己紹介の最中、もう1人の男優がキイチくんの上着を捲る。乳首はかわいいピンク色で、それを摘む。ぴくっと反応した後、キイチくんは俯いてしまった。
「キイチくんは何かスポーツやってる?」
「え、あ、その、サッカー、を」
乳首の周りを焦らすようになぞって、それから真ん中をコリコリと潰す。だんだんと爪を立てたり緩急をつけて触る。キイチくんは乳首弱いのか、声が切ない色を帯びてきた。いい反応。
「それじゃあ次の質問だけど、」
「は、はい。あ、ぅああ゛…っ!」
キイチくんのベルトが外され、パンツ一枚にされる。そこはもう立ち上がっていて、ローションを絡めた手で布越しに撫でられ、

「「あ。」」

…俺の見た限りパンツ越しに軽く揉んで擦っただけのようだが、キイチくんは一瞬体を強ばらせ次に大きく息を吐いた。
「…出ちゃった?」
「ご、ごめん、なさ、イっちゃ、い、ました。」
まじですか。まだ撮影開始から数分なんだけど。キイチくんは真っ赤な顔を手で隠す。
パンツを下ろすと確かに中はドロドロだった。だが出したとはいえ、キイチくんのそれはまだ固いままだ。
「まだ元気みたいだし、気にしないで。次出る時は教えてね。」
「すみません、お、俺、ほとんどしたことなくて、」
そう恥ずかしそうにキイチくんは言う。ありだな。
なんというか、まあ。18(公称)でほとんどしたことないとは、パッケージに色々書けそうだ。この暴発も初物食いの興味を引くだろう。


とりあえずベッドに移る。ベッドの上に仁王立ちして、座ってるキイチくんに扱いてもらう。ちらちら機嫌を窺うようにしながら、右手でぬるぬると。
「先っぽ舐めて。舌突き出しながら、」
「ん…」
不安そうに舌を出して、チロチロと俺の亀頭を舐める。恥ずかしそうだが嬉しそうでもある。
「しゃぶって、」
こくんと頷いたあと、その口に入れた。先をくわえてちゅぽちゅぽと扱いたり舐めたりはするが、竿の方は手で扱くばっかりで、もっとずっぽりくわえられるのが好きな俺としては物足りない。
「もっと奥までくわえて、」
「んぶう、」
後頭部を掴んで突っ込む。口の頬の内側に当てたり、唇で吸い付いて扱いたり、何だ。やれば出来るのか。
「んじゅっ、んっ、ちゅう、んうぅ!」
しゃぶりつくキイチくんを四つん這いにさせ、そのお尻をもう1人の男優が舐める。尻の谷間を開いて、カメラにそのお尻の穴を見せた。
「んうう、うぅん…」
まずはその窄まりのシワを丹念に舐めていく。時たま舌でつついてやったりして、お尻も好きなのか、キイチくんの口内は喘ぎで震えていた。
「あん、んぶ、んぶ」
だんだんと緩みはじめたそこは、ぱっくり開いては閉じを繰り返す。入り口の方だけ舌を入れる。ビクビク喘ぎながら吹っ切れたのか、キイチくんは積極的に俺のをしゃぶる。
「んう、うぅ!うう゛っ!」
舐めながらもう1人の男優は扱いてやろうと思ったのか、キイチくんのやたらピンクな先っぽのちんこに手を伸ばした。それでも先のあれを思い返し、その裏筋をちょっと辿っ、…ああ喉の震えが伝わる。

「「………」」

「ごめ、ごめん、なさい、ごめんなさい、また、」
…出ちゃった。せめて申告してくれ。というか本来俺の言うタイミングで出してほしいもんなんだが。
「なんで出ちゃうの?さっき出したじゃん、普通次はもっと持つでしょうよ。」
イライラしてきて、射精したばっかりのキイチくんのちんこを掴む。
「あぐっ、ううっ、ううっ、あっ、俺、ごめんなさいっ、」
したばかりで触られると、くすぐったいような不安な気持ちになる。キイチくんは首を振って、ぐずぐずの顔を晒した。しかしそこはもう2回出してるのに、すぐに芯を持ちはじめた。
「…復活は早いね。まあ、次はいいって言うまで出さないでよ。」
「は、はい、頑張ります…」


とりあえずこれ以上出されても困るので、早いとこ挿入してしまうことにした。
「ああ、ん、」
キイチくんの腰の下に枕をしいて、正常位の状態からゆっくり挿入する。ぬるぬるのそこをびっちり押し広げていく。ちゃんとそこはアップで撮った。
「気持ちいい?」
「ん、んう…いい、ああ゛…」
男女のセックスみたいにパンパンはしない。ゆっくりゆっくり中の粘膜に擦りつけるよう動くと、キイチくんは甘えたような声を出す。
「あっ、ぬっ、ぬいちゃっ、あ゛っ、あくっ、あ゛ぁっ」
いたずらしたくなって一回抜く。ずりずり中を、出口をカリが掠めて出ていくのにキイチくんは、いやいやしながら泣いた。
「はっ、はぁっ、あー…」
「はぁんっ、あっ、あうっ」
また挿入して覆い被さって、俺の思うように突く。中を抉るように、くんっと腰を突き上げると、キイチくんも好きな角度に当たるようで、腰を振りたくって悶える。かわいい。
「あぁあ゛っ、も、いきっ、たいっ、」
「もう、ちょっと頑張れ…っ。」
とか油断してた。
ほんのついさっき出したと言うのに、キイチくんは今にもちんこを自分で扱いてイきそうだ。どんだけ早いの。
「ああっ、あ゛っ、もう、我慢っ、しました…っ、んぶっ」
「じゃあもっと、して、」
キイチくんの手はもう1人に拘束され、乳首は舐められる。曰わく我慢の限界の二点責めに、キイチくんは背を逸らして嫌がった。もとい喜んだ。
「イっ、あっ、あ゛ぁっ、だめっ、う゛ぉっ、あ゛あぁ〜っ!」
俺が軽く膝立ちになり、キイチくんを斜め上から突く。キイチくんは足をがくがくさせながら泣いて喚いて叫ぶ。誰も触ってくれないキイチくんのちんこも泣いていた。
「だっ、あっ、も、ちんぽ破裂しちゃ、で、るっ」
「さっき出した、じゃんっ。我慢っ、」
揺さぶられながら我慢汁撒き散らして、足を時たまピンとして、キイチくん、早漏は大変そうだ。ぐちゅぐちゅローション泡立て、滑るがキツいキイチくんの中を味わう。
「あひっ、ぐっ、あうっ、ちんぽいたっ、あっあっあっ」
「じゃ、10数えたら、い、いよっ」
「んっ、んっ、いっ、いひぃあっ!」
考えることは同じ。キイチくんが10数えだした途端、もう1人の乳首責めが今までの前後に倒すようなのから、急に横、回すようなのに変わった。俺も押しつけるようなのから、中を掠めていくような回す動きにシフト。
ちんこの先も脈打ってるキイチくんは、もう息も絶え絶え。半死半生。
「あふっ、はっ、にぃ、あ゛ぁっ、さ、しっ、んあっ、ご、」
「まだ半分、」
浅く細かく中で動いて追い詰める。キイチくんはぴくぴくと軽く飛びながら、必死に数を数える。逃げを打つその腰を掴んで、奥まで一気に。
「くぁっ!はひ、ろ、くっ、なな、あうっ、あ、あ゛っ」
もう1人が乳首に吸い付いて、軽く歯でくわえて引っ張る離すを繰り返す。キイチくんの声に泣きが入り出したが、それもまたよし。
「は、きゅ、あふ、あ、あっ、う゛ぅんっ、じゅ、じゅう!10!」
10数え終えたキイチくんの縋るような目と視線がかち合う。まぁこれだけ撮れたらギリ大丈夫かな。
「いいよ、出して、」
「あっ、はぐっ、ああ゛あぁっ、あっあっあっ、ぅ゛ああっ!」
ゆっくり腰を押し付けながら、ちょっと握ってやっただけで本日三回目。キイチくんははぁはぁ息を吐きながら、俺に足を絡めてきた。
「もっかい…これ…」
四回目も撮ってあげます。


おわり







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