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▼ 淫魔(ショタ含)



悪魔 悪魔パパ1 2 3の続き

「よっす悪魔坊主。」
「あー、いんきゅばしゅ!久しぶりー!」
「…淫魔、インキュバスな。」
久しぶりに地獄に戻ったら、ご機嫌な悪魔の坊主と出会った。相変わらずあちこちプニプニで悪魔から淫魔に転職した方がいいんじゃないか?
「えらく楽しそうだな。どうした?」
「えっとぉ…内緒ー!」
いっちょ前に口に手を当てて、尻尾をふりふりする悪魔。生意気め。
「野郎ー、それじゃあコチョコチョ攻撃だー!」
「やー!やーだー!ひゃはははっ!やぁ、だぁ!」
ぷにぷにの脇肉をコチョコチョすると、きゃーきゃーはしゃぐ。うん、可愛い。俺も子供欲しいな。
「やーもぉ!ゆーからー!」
「よし、言え。」
ぜはぜは息を乱した悪魔が、もーと睨んでくる。それから赤い顔してもじもじとしだした。
「あ、あんね、俺様、大人になったの…。」
「大人?」
「うん…。え、えっちぃ事、した。」
正直驚いた。まだ400歳程度なのに。最近の悪魔は早熟だな。俺?俺は400歳までにはだいたい3万人くらいの人間とまぐわったかな?
それにしてもこんな子供を食らうたぁ、よほどの変態女がいたもんだ。
「えっちって誰と?あの東の魔女か?それともあのサキュバスの娘か?」
「んーん。人間。人間の男とえっちした。」
ぴしっ!
俺の時が止まる。地獄でも名門出身の悪魔が人間、しかも男とファック…?想像もつかない。
「父さまもえっちしたよ。人間と。」
「はぁっ!?」
…さらに意味が分からない。地獄で知らないものはいない、悪魔将軍(なんかややこしい名前)が人間と?
「人間、すごいんだよ!父様よりちんちんおっきいし、強いし…また会いたいなぁ。」
「悪魔将軍より強い!?」
悪魔は夢見心地だが、俺はそんな恐ろしい人間がいることに驚いた。い、一体どんな化け物なんだ…!?い、いやだが悪魔とえっちしたということは、肉欲のあるただの男だということだ。
なら俺が地獄の平和の為に、そんな恐ろしい人間は堕落させてやるぜ!俺のちんこでな!
「悪魔、俺にその人間のことを教えてくれ。調べにいく。」
「ん!らじゃっ」



「見つけた…。」
悪魔の言ったような男はすぐに見つかった。情報になかった眼鏡をかけているが、…たぶん間違いない。
ベッドで誰かと電話しながら、雑誌を捲っている。今がチャンス。窓から侵入を図る。
「お゛わぁっ!」
と思ったら窓に触れた瞬間、鎖でがんじがらめになった。な、なに!?罠!?あたふたする俺をよそに、男はまだ電話している。
「…兄さん。兄さんのくれた胡散臭い悪魔取り器(¥3万)に、たった今見事淫魔がかかりました。え?あー…はい。そうですね。はい。使ってみます。」
男が携帯をベッド脇に置いて、こちらに近づいてきた。こ、こいつ油断ならない。
「お、お前が悪魔にいかがわしいことをした人間か?」
「悪魔に?……ああ、それは僕じゃないです。たぶん、今ー…」
お前じゃないなら何だ。睨み付けるも、まったく怯む様子もなく、男はパソコンを軽く叩いて何か操作した。どうやらテレビ電話らしい。つながった向こうの映像が写る。
『あふっ!やぁっ、やっ!カメラやぁ…んうっ』
『おーい。あ、本当に悪魔、いや淫魔かかってるな。』
そこには裸の悪魔坊主を触りたくる、この男に瓜二つの人間がいた。
「兄です。」
「えぇっ!?」
た、確かによく見ると違う…。向こうの方が軽そうな顔をしている。つうか。悪魔よ、何故お前はまたその男の家に行ってるんだ。俺はバツが悪くなって、急にやる気がなくなってしまった。
「すまない。間違えた。今日のところは帰るから、鎖を解いっんぐ!?」
そうしおらしく謝ったのに、人間は『象も淫魔もいちころ☆仙人さまのスペシャル媚薬(ハード版)』を俺に嗅がせた。
「まぁまぁ。そんなに忙がないでも。ゆっくりしていって下さい。」
『そうそ。どうせならこっちと一緒にテレエッチでもしていって下さい、ってね。』
…悪魔の言った強いの意味がわかった。こ、この兄弟最悪だ!


『悪魔見てごらん。淫魔のお兄ちゃんが喜んでるよ?』
『はふっ!ん。ん、いんきゅばす…えっちぃ。あっ!人間っ、もっと、もっと触ってぇ…!』
悪魔のやわっこい体を揉みしだきながら、最悪な兄の方がこちらを煽る。悪魔の勃起したちんこを、人間が軽く揉む。かわいく反り返ったそれ、悪魔は気持ちよさそうに人間にくっついて甘えてる。
『はぁはぁ…あぁんっ』
『んー?』
人間は片手で悪魔の全身を撫で回しながら、ちんこも触り続ける。一方俺はと言うと、
「あぁっ、淫魔にっ、そん、なっ、ふざけ…っ!」
「淫魔の処女穴ですか。たまらないでしょうね。」
淫魔の俺は素っ裸で四つん這いにさせられ、ローションを尻に垂らされた。そのローションも仙人の媚薬配合で、玉の裏筋を伝って下にポタポタ落ちる。そこが熱くなる。なんなんだ…!一体なんの仙人だ…!
「ひぇ…!あっあっあっ」
「すごく中熱いです。気持ちよさそう…。」
人間はローションを指先に絡めて、一気に尻の穴に突っ込む。指を動かし中に塗りたくって、あ、熱く、て。切なくてたまらなくなった。指が奥まで入り、中を掻き回され、本当に腹の中が掻き回されてるようだ。こんなのは初めてだ。俺の立派なそれが可哀想にギンギンになっていた。
「やっ、やめ゛…はぁっ、はっっ!!」
なにか、後ろに。


つづく







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