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▼ 同居人+(浮気)



同居人の続き

久しぶりに同居人が帰ってきた。飯を作ってやって、さっそくベッドになだれ込む。その間に会話は特になかった。
「んっ、は…あぁ…」
「ちゅっ、ちゅ」
後から抱きしめられて、耳たぶ、耳の裏、首筋、背中とキスされる。そのまま乳首を吸われるともう訳がわからなくなる。後から尻を揉みしだかれる。
「はっ、ああ、あっ」
俺の体を至るところ触って、揉む同居人。やたら今日はしつこく必死だ。きもちいい、こんな愛撫は久し振りだ。同居人は膝立ちになって、俺の前に突きつけてくる。
「しゃぶって、」
「んっ…」
少しぐにゃっとした触感だったが、揉んだらすぐに硬くなった。皮が剥け、立派ないちもつ。
カリを舐め回してしゃぶって、竿も当然舐めまわす。玉も口にほうばる。顔を突っ込んで夢中でくわえた。
「はっ…ああ…」
「んっ!んっ…」
ベッドで四つん這いになっているところを、膝立ちした同居人が俺の頭を掴んで動かす。喉奥まで突っ込まれ苦しい。圧迫感、それでも俺もそれに興奮して、それに舌を這わせた。匂いが、

「んはぁ…っ!」
「くっ…、つぅ…!」
尻の谷間で同居人がそれを擦りつけてくる、あ、きつく乳首舐めながら、入って、き。横向きの状態から左足を高く持ち上げ、横から入ってくる。ああ、同居人は赤ちゃんみたいに乳首に吸いながら、かき回してきた。下腹が熱くなってる感じが、する。
「あ…っ!んっ、んっ」
「ああ、ああ、俺、俺、ああっ」
同居人はなにかを口にしようとしているように思えた。きっとそれはろくでもない。でも俺にはどうでもいい、結局俺のもとに帰ってくるんだろう。理解不能だが。
「あぁっ!んっ、くはぁ…っ」
力がはいらない。俺の尿道口から透明なネバネバした液が垂れ流れ続ける。胸を撫でられ乳首を吸われ背を反らして絶叫した。や、ばい
「はーはーっ、あっ、あぁくっ!イっ、く!」
「あっ、お、俺っ、」
奥にズンズンぶち込んでくる同居人、そのスパートに俺もこらえきれず、ついでに中でドクンドクン脈打つそれ。ああ、なんか駄目だ。

「はーはー…」
「ふー…、ん?なに…?」
荒い呼吸で俺の頭を抱きしめる同居人、珍しい。今日はゆっくりしていくのか?
「はー…、俺さ、」
「…、ん?」



「結婚する。もう帰ってこない。」
なんだ、本当にろくでもない。



「荷物はここに送ればいいんだな?」
「そう。ごめん、頼む。」
一応最後だから玄関まで見送りにきたが、結局事務的なことしか話さない。割と長い腐れ縁だったが。
「じゃあ、」
「ん。嫁さん大切にしろよ。」
最後の軽い挨拶をして、同居人、元同居人はドアノブを握った。そして思い立ったように振り向いた。


抱きしめた。

「信じてもらえないだろうけど、お前が一番好きだった。今でも。」

…本当にろくでもない。
俺は初めて同居人の腕の中にいた。暖かかく、苦しかった。
その胸を押し返した。
「馬鹿じゃねぇの。ほら、早く帰れ。明日早いんだろ?」
そういつも通り言ってやると、同居人は一瞬表情を変えた。すぐにいつもの軽薄な表情に戻した。
「ん。…それじゃあ、行くから。今までありがとう。」
「ああ。元気でやれよ。」
パタンと玄関の扉が閉まる。








俺はその瞬間、玄関に座りこんでしまった。
「馬鹿じゃねぇの。」


おわり






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