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▼ いじめっ子(射精管理)



とある掲示板を見ると、射精管理して欲しいという男が顔出しで載っていた。
「浜岡………。」
なんという運命のいたずらか、その男は俺をいじめているクラスメートの1人だった。俺はすぐにその男にメールを出し、連絡を取った。
『H、今からどこかでオナニーして』
『公園のトイレ入った…』

『今手止めて。絶対出すなよ』
『と めた、』

『やれば出来るじゃん。じゃあ明日もこの時間に』
『うん』
直メでいっぱい罵って寸止めした。素直に俺の言うことを聞くので驚いた。コンビニのトイレ、試着室、路地裏、色んなところで寸止めオナニーさせた。浜岡は馬鹿みたいだった。

浜岡が電話したいとなったら、兄に頼んで代わりに罵ってもらった。
『はやく手止めて。出したらもう二度と連絡取らないぞ。』
『んっ、ふぅう…!』
『はーやーく』
『はっ、はっ、ゆーきさ、ん、と、とめた、とめたよ、』
『命令1回で手止められないのか?H、もう1回。はい早くする、手間とらすな。』
浜岡は意地悪されたいみたいだった。

教室では浜岡は俺を相変わらずいじめていた。それは腹立たしかったが俺が奴の射精を管理してるとなると、とても気分が良かった。
授業中、よく浜岡は机に突っ伏していた。眠いように見せかけて、その下が膨らんでるのを見て俺はメールを出す。
『今なに考えてた?』
『…エッチなこと』
『なに?』
『精液出したいって、考えてた…パンクしそう』
俺はだんだん楽しくなってきた。いじめも浜岡の意地悪されたい願望の裏返しと思うと、仕返しを思うと、ひたすら楽しくなってきた。

そしてついに、会いたいとメールが来た。ついにネタばらしする時が来た。俺は高笑いしそうだった。今回もやっぱり兄に代理で浜岡を迎えに行ってもらうことにし、俺は一足早く待ち合わせ場所に向かいその様子をこっそり観察する。
意外にも浜岡が先に到着した。待ち合わせ場所でそわそわしてる浜岡は、教室とは違う顔をしていた。やらしいとろけた、かわいい顔をしている。もじもじと携帯を見たり、周囲を見回したり、まるで初デート待ちの女の子みたいだった。
「こんにちは。Hくん?ゆーきです。」
「え、あ!ゆーきさん、こ、こんにちは、あ、その、Hです、よろしく…」
浜岡はやっと登場した兄にすぐぽーっとなった。それもそのはず、兄は180センチオーバーの、弟の俺でも惚れ惚れするような男だからだ。
浜岡は兄の言葉に何でもうんうん頷いて、目隠しをされて俺らの家まで車で連れていかれた。浜岡は本格的に頭が悪いんだと思う。

家に着くと浜岡はキョロキョロと辺りを窺うように首を動かしていた。…何も見えないだろ。
それを見てこっそりと兄が俺に耳打ちする。
「可愛いじゃないか。あんまりいじめるなよ?」
「兄貴、おーれーが、いじめられてんの。どっちの味方なの?」
「そうだったな、ごめん。つい絆されちゃったよ。俺はお前が一番だよ、そんなの当たり前じゃないか。」
兄は俺にそんなことを言って耳にキスした、…気持ち悪い。それから浜岡を寝室に連れて行った。

「は、はぁ…っ」
ベッドに浜岡を仰向けに寝かせ、丸裸に剥く。暴れられても困るので、後ろ手に拘束しておいた。浜岡はもう勃起していた。俺の命令をずっと守ってたからな、と少し俺も絆されそうになる。嘘だけど。
「ひゃ、あ、あ゛、っあ!」
ヌルヌルとローションを手にとり、竿から上へとカリを指先でいじる。ビクビクと反応して、もう少しでも触ったらダメとなったら指を離す。それをしばらく繰り返した。寸止めからの亀頭責めに浜岡は泣きそうにながら、ベッドの上でもんどり打った。
「はっ、ああ゛っ、ゆ、ーき、さっ、だっ、はぁああっ!」
「呼んだ?」
ついに耐えきれないと、浜岡がゆーきと俺の名前を呼んだ時に、目隠しを外してやった。突然の外の光に目を細めていた浜岡は、目が慣れるにつれだんだんと自分の状況を理解しだした。
「ひっ!橘っ、えっ、あっ?ひひぇっ、あっえ?あ゛あっ」
「なぁに?Hくん。俺がゆーきで、あっちにいるのが俺の兄貴の幸希。よろしくね?」
浜岡は兄がちんこをいじくり回していると思ってたろうが、実際は俺で、兄には脅迫用にカメラを回してもらっている。
「ど、ゆ、っあ゛あっ、んっ、やだっ、ちんこ触っ、あ゛っ、」
「どういうって、みんな俺が仕組んだだけ。メールも電話も、みーんな俺が裏で糸引いてたの。
ま、せいぜい頑張って。ど変態。」
「いやだぁっ!あんっ、ああ゛あっ、まっ、まっひぇっ、ぅぐお!あっ、あやま、からっ、ゆるっ、」
相変わらず亀頭をいじめる。さんざじらしてイけないちんこは、エラがいやらしくせり出しパンパンで、くびれはちきれそうな状態で亀頭の先からは、先走りがドロドロ溢れてくる。時たま出たのか?といった感じで先走りが飛び出る。
「あ゛あああっ、橘っ、ひっ、ひんっ、う゛あああっ、やだぁあっ」
次はしゃぶりつき、唇で刺激し、浜岡がイキそうになるのが分かると口を離し、少ししてまたしゃぶる。そんな激しい寸止めに浜岡は発狂寸前だった。
「ゆ、ひぐっ、ゆっ、るし、イかせっ、て!ごめっ」
浜岡はガクガクと全身を突っ張りながら、お願いしてきた。あのいじめっ子が限界だということが胸を熱くさせる。
「はぁ?こういうのが好きなんだろー浜岡は。」
「ごめっ、ひんっ!あ゛ぁあああっ!やめっ、うあ゛ぁっ!」
ゆっくりと動かし続けて責めを再開させると、浜岡は一際大きなよがり声を上げた。口の中で爆発寸前のちんこの脈打つ感じが、とても楽しい。我慢出来ずに浜岡の腰が引けると、強引に戻して絞りとるように吸う。
「っひ、あっ、はっ、ひぃいいっ!ひっ、くぉあっ!あっ、あ……」
浜岡の痙攣が激しくなってきたところで、一旦浜岡から離れ、遠くから命令する。
「あとは自分でしろ。見ててやるから」
「う、っうん、うんっ、うん!」
浜岡はこくこく頷いてオナニーしだした。当然だがあっという間に限界になる。
「イくっ!イくっ!あっ、あぁんっ、イくぅっ!」
「だめ。」
そう言った途端に、浜岡の顔がさっと暗くなった。習性とは怖いものだ。浜岡は俺の寸止め命令に一瞬体を強ばらせた。それでもその手は止まらない。
「あぁあ゛ああ、ううっ、イかっ、せっ、てっ!おねがっ、しんじゃうっ、おれ!っう゛ぉあああっ!」
「駄目だっつってんだろ。お前、俺ん家でイったら、明日クラスの掲示板にこの映像アップするから。」
俺の提案に浜岡はやだやだと泣きながら、首を振った。それでも扱く手は止まらない。

浜岡は全身汗びっしょりで鳴きながら自分を自分で勝手に追い詰めていく。
「っう゛ぁあっ!おねがいっ!ゆーきっ、いうっ、あ゛ばっ、ぐぅーっ、…イかっ、せてっ!」
そんな必死の訴えにも、俺は首を横にしか振らない。もう限界だったままオナニーを続けた浜岡は、叫んだ。
「ひっ!ひぁあ゛っ、あ゛っ、ぐっ、ごっ、ごめん、なさっ!やっ、やだぁっ!ああ゛ぁあんっ!ごめっ、なさいい゛ぃ!ごめんなさっ、いい゛!撮らなっ、で!っ、も、イッくううう!」
腰をガクガクさせて溜まりに溜まった精子を吐き出した。糸を引くほどのがどくどくと、



「さてと、どうしようかな?ど変態野郎。」
明日から学校が楽しくなりそうだ。


おわり







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