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▼ 盗撮+(大スカ)



アダルト動画を探していると、気になるサムネを見つけた。
「…これ、学校のトイレみたいだ…。」
通ってる学校のトイレに似通った、―トイレなんて何処も同じかもしれないが、張られたポスターまで同じトイレが、その小さい画像の中に映っていた。まさか。非現実の中のリアルに触れたようで、少しの背徳感と異常な興奮、期待で、そのサムネをクリックした。

「や、やっぱり………。」
画質は悪いが、完全にそのトイレは自分の学校のものと断言できる。その映像はトイレの個室の壁上部と、床に取り付けられた定点カメラからのもののようだ。しかし、未だに出演者らしき人は現れない。まさか、これ
「盗撮…?」
そう考えると自然な位置だ。今まではヤラセのものしか見たことなかったが、これは、…ガチ?一気に期待が高まる。もしやあの子やあの子の何かが見られるのかと思い、画面にかじり付いた。一体誰がやってくるのか。
…期待した反面しばらく誰もやってこず、イタズラかと落胆した時、
『バタンッ!』
焦ったように誰かが入ってきた。やっと誰か来た!しかし画面に映っていたのは、
『ああ、ああ』
………自分だった。
画質は悪いが、知り合いが見たら100%自分だと断言できるレベルだ。顔にモザイクなんかかかってない。画面の中の自分は焦ったようにベルトを外している。ど、いうことか。今までの興奮が嘘みたいに冷や汗がさっと流れた。パニックのこちらをよそに画面の中の自分は、ベルトを外し、ズボンを下ろし、しゃがんで、下の定点カメラに尻を晒した。
「まっ…!」

『ブーッ!ブシュッ!!ヌチヌチヌチュヌチュ…ブリブリッ!
ジャアアアアッ』

画面の自分はカメラに顔出しして、大量のうんことおしっこをしていた。下痢便を出すところも長いこと尻の穴からうんこをひり出すところも息んでいるところも顔出しで勝手に公開されていた。頭がそれについていけず、理解できない。
『ふ……』
画面の自分は尻を吹いた後、またブリュッ!ブチュブリ、ブッ!と下痢便を撒き散らしていた。
「も、やめ、見るな…」
やっと追いついてきた羞恥心に画面を叩きおりたい衝動に駆られる。でもこれは、webにあるもので、このパソコンを壊しても何も。誰がこれを見てるかも、!もし知り合いが見たら!
大量のうんこをちょっとずつ流す自分のみっともない姿も公開されていた。自分のうんこする姿が顔出しで公開された。その動画にはレスがついていたが、怖くて見れなくてパソコンを強制終了した。


おわり





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