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▼ スーパー(大スカ)



receive
『こんにちは。
昨日☆☆さんの体操服盗んでたよね?それ、こっそり見てて、写真撮っちゃいました(画像)
というか常習だよね?うちの学校の制服とか体操服売ってるよね?(制服オークションurl)
バラされたくなかったら、今夜▲▲マートまで来て下さい。』



▲▲マートは深夜も営業するスーパーだが、果たして深夜営業の意味はあるのだろうか。メールに指定された通り▲▲マートに行くと、店員が数人、客も数人と、閑散といった言葉がぴったりの店内だったからだ。

receive
『乾麺とお菓子売り場の間に来て下さい。』

キョロキョロと脅迫者の影を探していたら、こんなメールが届いた。俺の到着がわかるということは、今、脅迫者は俺を見ている。どいつだ?辺りを見回しても、おっさんとかサラリーマンばかりでそれらしき姿はない。

receive
『早く』

しかし一言のこのメールが来てしまえば、被脅迫者の身分でこれ以上不審な行動はできない。舌打ちをして移動した。
そこは、乾麺とお菓子売り場の間は、ちょうど店員の死角になる位置だった。しかし脅迫者の姿は見えない。どういうことかと脅迫者にメールしようと携帯に触れた時、届いた。

receive
『そこでうんこして下さい。』

違う意味でどういうことかと思った。どういうことだ。この商品棚の間で脱糞しろってことなのか?何の意図で?

receive
『別に意味はありませんけど、僕が見たいんです。』

テレパシーのようなメールが届いた。俺はロリコン変態野郎共に体操服とか転売して暴利を貪っていたが、…なぜか、俺が、新手の変態野郎の標的になったようだ。店員の死角と言えど客がやって来る可能性があるので、とても了承出来る内容ではない。

receive
『早くしないと夜食買いに来るリーマンが増えますよ。もうすぐ終電です。』

アイドルタイムというか何というか確かにここまで人が少ないのは今だけかもしれない。まごまごと辺りを見回しても、ひたすらメールが届いて携帯がバイブするだけ。どうせろくなメールじゃないので無視する。
一瞬のこと、すぐ終わる。しないと身の破滅。
そう思おうとしてもすごく顔が熱い。覚悟を決め、まるで俺が変態みたいにキョロキョロしながらベルトを外し、しゃがんだ。恐る恐るズボンを捲り、尻を外に出す。緊張でなかなか腹に力を込められないが、ちょっと頑張るたびに肛門が伸縮を繰り返す。これを脅迫者は見てるのだろうか。尻が熱くなってきて、ちょっと嫌な汗が出たが、尻の穴からぷすっと音がしてうんこが顔を出した。辺りを警戒しながら、ふんばる。

ぬち、ヌチヌチ…

基本的に健康なので、黄土色の程よい硬さの立派な糞が、スーパーのフロアに産出される。あまりの変態行為に、客や店員のたてる音に、深夜のスーパーの静けさに冷や汗が出る。こんな数メートル先に人がいるのに糞しているなんて、辺りを警戒するのさえ恥ずかしく、きつく目を閉じた。

ブッ、ヌチュヌチュ

時たまガスが抜けるのに汗がどっと出る。一生懸命音が出ないようにしつつ、腹に渾身の力を込める。尻からにゅるにゅるずりずり糞が出ていく。もりもりとスーパーのフロアに糞が出されていく。



一通り出したのでズボンを慌てて上げる。どうやら誰にも気づかれなかったようだ。ほっと息をつきながら後ろを見てみると、立派な一本糞がスーパーのフロアにひり出されていた。匂いといい見た目といい我が物ながら恥ずかしくて、すぐにその場を移動した。



receive
『お疲れ様。もう帰っていいですよ。
それにしてもくっさいうんこでしたね。見つけた店員さん困ってましたよ。あんなでかいうんこ処理させられるなんて、本当に店員さんは可哀想ですね。
あと、あなたがスーパーでうんこしてるとこも撮ったので(画像)明日は◇◇ストアでお願いします。』

おわり






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