「ん!んまい!」
「女子がうまいとは、はしたないぞ!」

「んん〜でも今は聖川くんなわけだし、見た目的には問題ないと思うよ」
「だがダメだ」
「………ふぁい。」
「食べ物は飲み込んでから喋る」
「……………」


まるでお母さんだ……。
と思ったことは言わないでおこう。


私と聖川くんは、お決まりのレコーディングルームでお昼を食べながらこれからのことについて考えていた。

シャイニーは、私たちが戻る方法を探してくれると言ったけど、反面、中間テスト云々はこのまま行うと言ってきた。
つまり、私達がこのままの場合…… 私が聖川くんとして歌を歌わなければならない。


「まずは……私が曲を考えて、聖川くんが歌詞を考えて……私が歌う感じ?」
「それでは、廿六木の負担が多いではないか」
「でも………」
「作曲も手伝わせてくれ。」
「聖川くん……!お願いします!」



協力してくれる頼もしい存在の聖川くん!
嬉しさのあまり私は聖川くんの手を握った。










絶対に!素敵な曲を創ろう!



⇔08日目に続く


mae | tugi



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -