「では、席替えを行いましょうか。」


「やった−!!」

「別にいいんじゃね−の?」

「よくないから!アンタみたいなうっさい奴とは早くおさらばしたいのよ、興覇!」


ガンッ!

と力任せに興覇の机を蹴ってやると、奴のカバンについている大量の鈴が音を鳴らした。



「テメェ!なにいきなり蹴ってんだ!」

「こうでもしないと私がどれだけ興覇を嫌ってるか分からないかと思ってね。」


ほら、アンタ馬鹿だから。



「ンだと?!ああ分かった!今すぐ表出ろやなまえ!」

「すぐそうやって拳で解決しようとするところがまた馬鹿っぽさを増長させてるよね〜」



「諸葛亮先生。」

「なんでしょうか。陸遜」


「私、あの2人と隣にならなければどこの席でも良いので、席替えを始めてしまいませんか?」

「そうですね。他のみなさんも、それで良いですか?」



気付いたときにはまたアイツの隣の席だった。



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