(美大パロイラストから派生したもの)





「はあ―――…疲れた、」


「お疲れ様、馬岱」

「本当だよ。まったく、展覧会前ってなんでこんなに忙しいんだろ…。」


ほとんど寝てないよ……。
と言いながら大きく欠伸をした馬岱を見る。
相当疲れているのがハッキリと分かるほど酷いクマが目の下にできてる。

「なまえの方はどうなの…?」

「私の方はまだ良い方かも。」

「あれ、……確か鮑三娘と組んでるんだっけ?」

「そうそう!私が空間デザインをして、鮑三娘が当日メイクアップサロンての?をやるんだ!」

「そういうことね、確かにお互いに利益がありそうだ。」

「馬岱の絵も飾ろうか?」
「えっ、いいの?」

「良いよ〜、色んな所で宣伝できた方がいいでしょ」
「ありがとう!助かるよ!」


展覧会当日は、色んな業界の人も来るらしい。どこにチャンスが転がってるか分かんないからね〜!



「そういえば、清正はなにやってんのかな?」

「ああ、確か超精密なミニチュア城模型を造るって言ってたな〜、」

「うわっホント!?こりゃまた疲れそ−…」


後で飲み物でも奢ってあげようかな−、



とある美術大学でのお話



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