「Ms.廿六木、YOUが何故MEのところに呼び出されたかわっかりますかぁ〜?」


「………ありすぎて、逆にどれでしょうか?」





私は今、早乙女学園にあるシャイニング早乙女の部屋に呼び出されている。
早乙女学園久しぶりだな〜なんて、悠長なことを考えてる暇なんてない!!とうとうこの日がきたのか。と内心穏やかじゃない。


「YOUには、しばらくの間、芸能活動を休んでいただきま〜す!」

「………活動休止、ですか?」


「ノン!ノン!そんな生半可なものじゃあないのでぇ〜す!」


シャイニング早乙女の言葉1つ1つに息をのむ。
休止よりヤバイこと、か……。

私が少しばかり弱気になっていると、シャイニング早乙女は意外なことを私に言い放った。





「YOUには、しばらく芸能活動を休んでもらってぇ、

 その間にとびっっきりワンダホ〜な曲をつくってもらいまぁ〜すぅ!!!」



「……………へ、」


い、………意味が、分からないん、だけど…。



「YOUには大変申し訳ないと思ってまぁす。」

「………なにを、ですか?」


「YOUはずう――っと悩んでいました。それはよく知っていまぁした。りゅ−やさんからも常々聞いていました。しかしぃ、MEはアフリカでライオン達とレェエ――ッツファイトしていまぁ〜した〜。それで、対応が遅れてしまったのでぇす。」

ベリベリソ−リ−ね。


と続けるシャイニング早乙女。


「いいん、ですか……?」

あまりにも意外すぎることを言われたせいで、逆に私の心臓は心拍数を上げた。


「もちろんで〜す!ただ、1つだけ条件がありまぁす!」
「条件?」

「YES!!YOUの最新シングル発売の日を、Msr.一ノ瀬の最新シングル発売日と一緒にしま〜す!彼のシングル発売予定日は来月!あと1ヶ月しかありましぇ〜んが、挑戦してみまぁすか?」


ニヤッと笑うシャイニング早乙女に、私はもちろんやりきると宣言した。





★★★


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