もう一度だけ 名前を呼んで | ナノ

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始めに!
この小説は、長次中編「あさがお」のその後話であり、小平太長編「黄花玉簾」のその後にも当たります
長次中編は題名の通り朝顔の短い開花と短い逢瀬をかけた物語であり、小平太長編の黄花玉簾は主人公が病弱設定にして一時は卒業まで生きられないと言われたという設定の物語です
そして実は、二人のヒロインは双方とも何かしら朝顔に関係していたりします
あさがおヒロインは朝顔が咲くときだけ室町にいられ、黄花玉簾ヒロインは、デフォルト名がアツバアサガオ(名前としてはアツハとなっていますが)から来ているのです

故に今回の小説は、あさがおと黄花玉簾、双方を含んだその後とさせていただくことにしました
それゆえに、ヒロインが二人になってしまいますが、流れ的にはあさがおその後のため話の主体はあさがおになります


以下ヒロイン設定
「あさがお」主人公
名前 青瀬 朝花
(デフォルト:青瀬 朝花 - あおせ あさか -)
現代よりトリップした15歳
長次と過去幼い頃に夢を通して会っており、その頃のことを忘れずに覚えていた
現代にはいやな思い出が多く、自分を卑下する傾向が見られる


「黄花玉簾」主人公
名前 朝日奈 篤葉
(デフォルト:朝日奈 篤葉 - あさひな あつは -)
病弱で卒業まで持つか分からないといわれていたくのいち教室の6年生
長次の幼馴染で、小平太の恋人
現在は命にかかわるような病状でもなく、できるだけ動いて病気に対抗する体力をつけるべきとも言われているため、多少の無理をして小平太に心配される日々を送る







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