もう一度だけ 名前を呼んで | ナノ

設定




落乱でヨーロッパ中世パロというのは無理があるので、日本の中世(大体鎌倉時代の前から戦国時代の安土・桃山あたりだと思ってください)です
また、国名に色を使うのではなく、家名に色を入れる形にしています
その他、黄色は変えられなかったのですが、青赤緑は蒼紅翠と変えています
それとこれは重要なのですが・・・
短編では全員男ですが、こちらでは性別は紅以外物語のままとさせていただきます
故に、女体化設定がありますのでご注意ください
尚、この物語は悪.ノ.シ.リ.ー.ズ、またその作者である悪.ノ.P様とまったく関係はありません
小説も私は呼んでおりませんので、設定と流れだけを借りた別物とお考えください
それでは次から設定に入らせていただきます



黄瀬(きせ)家
広い領地を治めた力の強い家
代々長子が継ぐことが決まっており、男であろうと女であろうと関係なく長子が継ぐ

黄瀬 雷蔵(性別:女)
黄瀬家長女にして跡継ぎ
双子であり、弟・三郎と仲が良い
大切に大切に守られ、外をまったく知らないまま生きる

黄瀬 三郎(性別:男)
黄瀬家長男だが、双子であるが故に黄瀬の名を名乗ることを許されない
双子の姉・雷蔵ととても仲が良い
雷蔵を守り、支えるため黄瀬からいないものとされ、家臣に引き取られた後、勉学を重ねる




蒼(あおい)家
黄瀬家と隣接した領地を治める家
代々長男が家を継ぐしきたりとなっている

蒼 兵助(性別:男)
蒼家長男にして長子
ゆくゆくは蒼家を継ぐことが決まっており、家臣は揃って婚約者をと言うものの、本人は豆腐を愛して止まない
むしろ豆腐が嫁の勢いであり、女にまったく興味を示さない



翡翠(ひすい)家
蒼家の家臣の一人で、小さくない領地を与えられ、治めている
古くからこの地に住む緑の髪を持つ小翠(こみどり)の集落が、代々領地の外れにあるご神木を守る巫女の役割を果たしている

小翠 勘右衛門(性別:女)
小翠の集落で一番鮮やかな緑の髪を持つ
人当たりもよく、様々な人から好かれているため、次の巫女はもっぱら彼女だろうと言われている



紅川(べにかわ)家
黄瀬家の家来で、そこそこの領土を治めている
獣を従え、ともに生きる紅谷(くれや)家が領地の外れに住んでおり、紅谷の集落にすむ人々はみな目が赤いといわれている

紅谷 八左ヱ門(性別:男)
紅谷集落を治める紅谷家の八人目であり、三男
動物と仲良くなることに長けているおり、次の跡継ぎはこの子ではないかといわれていたが、頭があまり良くないため、残念がられている
しかしながら本人はまったく気にしておらず、むしろ兄達がやったほうが確実だろ、となんとものんき









小白 翠月(性別:女)(読み:こはく みつき)
先天性色素欠乏症、いわゆる"アルビノ"で、小翠の集落で唯一緑の色を持たない子ども
それゆえに、小翠を名乗ることを禁じられ、小白と名乗らされる
色を持たないことが原因で、集落にまったく友人が居なかったが、あることをきっかけに勘右衛門と仲良くなる
しかし、集落で一番の緑を持つ勘右衛門と、まったく緑を持たない翠月が仲良くすることに、集落の者たちは良い顔をしていない

デフォルトに翠が入る理由は、色を持てず、翠の家から否定された子どもにせめて名前だけでもと親が願って名づけたという設定
CPでは出て来ませんが、夢小説として白バージョンを作る際に主人公となります

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