に 生きていくためには、必ず食事を取らなくてはならなりません けれど、食堂には天女様がいます くのたまの後輩たちはみんな、彼女を見たくないと、そういいます ・・・無理はありません、だって彼女の周りには後輩たちを振っていった忍たまたちが大勢集まっているのですから 私の一日はまずおばちゃんのいる食堂に顔を出し、後輩たちのご飯を頂いてから始まります と言っても、定食を一人でそんなにもっていくことはできませんから、どうしてもおにぎりと軽いおかずだけになってしまいますし、何人かの子にも手伝っていただくことになりますが ・・・大抵、そのときにまだ天女様は食堂にはいません 忍たまの方と一緒に起きてきて、配膳を手伝うだけなのだそうです おばちゃんの負担を減らすためならば、ご飯も一緒に作るべきだとは思うのですが・・・"へいせい"と言うところでは、もっと便利で簡単に作れるそうですから、ここで手伝うと言われても反対に邪魔になるだけなのかもしれませんね 私たちはおばちゃんに挨拶すると、くのたまの長屋へ戻り、みんなでご飯を食べます 誰かしら、このような生活に不満を言う子は居るのです 天女様を殺せばこんな風に避ける生活なんてしなくて良いのに、と そのたびに私は彼女たちを説得するのです 天女様は天女ですから、きっとしばらくたてば天へと帰ってくださるはずです 今はきっと下界が気になって降りてきてるだけなのですよ あなた達には辛いかもしれませんが、今はただ傍観に留めましょう? 私はただ、宥めることしかできません けれど、6年生の先輩が、様子見をしておられます きっと判断しているのでしょう、天女様がどのような存在なのか だからもう少し、待ちましょう? 今はただ 見極めるのみ → 戻 |