・∀・ more


【雪山遭難新境地】

番号にキャラを当てはめてください。
項目ごとにコメントなどを埋めていってもいいかも。台詞の口調等は調整可です。

1:晴輝
2:王子
3:片山
4:山田
5:麻子
6:千歳
7:楓香
8:薫
9:正樹
10:林田
11:託守
12:店長


■吹雪の夜、遭難ギリギリのところで洋館に避難した(2)王子と(3)片山。迎え入れてくれたのは(1)晴輝。(1)晴輝曰く、この雪は3日ほど続くとのこと。悲観する(2)王子と邸の中を探索しようとする(3)片山。

片山「うおーさみーしぬー上がるぜィ」
王子「む、我が城の第五倉庫程度には広い小屋ではないか。暫く世話になる」
晴輝「なんだコイツら」

■広間には大きなグランドピアノが。弾いているのは(11)託守。暖炉が燃える中、響くピアノの音は遭難中だということも忘れさせる。

託守「ピアノなんて弾くの何時振りだろうな」

弾けたんだ´・ω・`

■(4)山田「あれ…新客ですか?」
 (2)王子「誰だ貴様は」
ひょっこり広間にやってくる(4)山田。どうやらスキーをしていて大きく転んだ弾みで遭難したらしい。その転倒に巻き込まれた(9)正樹は溜め息をついている。

山田「正樹君が力持ちで助かったよ」
正樹「人一人くらい担げなくて兄ちゃんやってられないからな。人質抱えて逃げたりなんか多々あるし」
山田「一体どんな私生活を」

王子はきっと楓香ナシにはじめましてとか言わない←

■(7)楓香「寒いのは苦手なんだ…」
 (5)麻子「毛布までかぶってるのにバカなんじゃないの?」
暖炉から離れようとしない(7)楓香。そんな(7)楓香を暖炉用の薪で殴る(5)麻子。それを見ておろおろする(6)千歳。

千歳「…麻子、やるなら角で殴れ。痛みを伴わなければ意味がない」
麻子「Σ(゜ロ゜;」
楓香「ハッじゃねェよ阿呆か!?十分痛ェよ!殴られてみッか!?」

■(1)晴輝「大変だ、雪の重みで外に通じる橋が落ちた!」
 (8)薫「これって1人ずついなくなるフラグだよね!」
はしゃぐ(8)薫にガタガタ震える(2)王子。そんなに寒いなら暖炉に寄ればいいのにと(7)楓香は何かを勘違いしているようだ。

王子「…いや待て、信じられん。ちょっと橋を見てくる」
楓香「目を光らせるな武者震いすんな、死ぬぞ」

晴輝と薫の口調に違和感がない件←笑

■(5)麻子「じゃあまず(7)楓香ちゃんを消そっか」
 (6)千歳「本当に消そうとするな」
縁起でもないことを言いながら薪を振りかぶる(5)麻子と、内心「やれ」と思っている(10)林田。

楓香「ちょぇぇえ、林田さんの後ろになんか黒いモヤが見えるンだけど!?」
店長「嗚呼、アレは幽霊ですねぇ」
山田「(やっぱり憑かれてる!?)」

■(10)林田「(7)佐倉さんは何も直接手をかけなくても外に締め出せば勝手にくたばってくれますよ。(5)一ノ瀬さんが手を汚すまでもないでしょう。」
 (8)薫「そうだね、じゃあまずは(7)楓香ちゃんに犠牲になってもらおうか。」
何故か(7)楓香を消そうという空気になっている。

山田「林田さん!?林田さんしっかり!」
晴輝「バンビてめェノるなよ!ツッコミだろうが!」

■(11)託守の弾くピアノが激しさを増す。まるで本格サスペンスのようだ。
 (3)片山「なぁ、あそこにバーカウンターあったぞ、酒飲めるよな」
 (4)山田「僕もそろそろおなか空いてきました」
そんな空気の中でも自分のペースを乱さない(3)片山と、それにつられる(4)山田。

片山「馬鹿だな山田青年、空腹ならキッチンにでも行ってこいよ」
山田「あなたが酔ってバーを襲わないか心配だからついていくんですよ」

■食事の準備の途中だった(1)晴輝は、(2)王子と(3)片山が増えることを想定していなかったので2人分足りないことに気付く。

麻子「晴輝君料理出来たんだ」
晴輝「まぁお前よか出来るだろうな」
麻子「なにおうっ!あたしだって出来るよ!」
晴輝「へぇ、何を?目玉焼き?玉子焼き?ゆで玉子?(ニヤニヤ」
麻子「なんで卵かッ!」

■(9)正樹「俺食欲ないから部屋で先に寝るわ。俺の食事は誰かにあげてくれ。」
 (8)薫「ダメですよ(9)正樹サン、死にますよ!」
どうしてもこの館をサスペンスの現場にしたいらしい(8)薫は何かにつけフラグにしようとする。

薫「例えば電気が急に消えたりしたら無闇に部屋のドアを開けないで下さいね?ベランダで何か音がしても窓に近付いちゃだめです。ドア越しに誰かが訪ねてきたら念のため他の人に連絡を…」
正樹「何この人怖い!」

■バーカウンターにやってきた(3)片山と(4)山田。バーテンダーは(10)林田だった。
 (10)林田「どうしますか?」
 (3)片山「ウイスキーをロック!」
 (4)山田「スクリュードライバーを」

片山「林田青年ンンン!お前身長低いのにバーカウンターなんて立って隠れないのかー?」
山田「失礼なこと言わないで下さい」
林田「大丈夫ですよ、台に立ってますから」
山田「(対策済み!?)」

■バーカウンターにやってきた(7)楓香に、(10)林田はあからさまに嫌そうな顔をする。
 (7)楓香「ウイスキーをロックで」
 (10)林田「ありません」
 (7)楓香「じゃあスクリュードライバーを」
 (10)林田「ここでは取り扱っていません」
 (7)楓香「…じゃあホットワインを。シナモンの風味をきかせたやつ」
 (10)林田「塩でも舐めてな」

楓香「…なァ林田さん、アタシ何かしたか?」
林田「はァ?テメーなんざ知らねぇよ」

そこに林田の精神はいない(笑

■(11)託守の弾くピアノを聴きながらソファに座って眠ってしまった(5)麻子と(6)千歳。(12)店長が優しく毛布をかけてくれる。(11)託守の演奏も(5)麻子と(6)千歳の眠りを邪魔しないようにゆったりとした曲だ。

店長「おや、この曲になった途端に麻子さんは寝てしまいましたねぇ」
託守「麻子は昔からこの曲を聞くと決まって寝るんだ。安心でもするんだろうな」
店長「故意でしたか」
託守「同じ寝るにしても、リラックスしてた方が休めるだろ」
店長「おやおや」

■(2)王子と(8)薫が吹雪の洋館サスペンスあるあるについて話している中で、部屋に戻ってしまった(9)正樹がどうなるか賭けている。

薫「つまり、このメンバーの中で今最も死亡フラグが立っているのは正樹サンなわけだ」
王子「…成る程な、ならば俺は彼奴が死ぬに賭けよう」
薫「本当にいいの?楓香ちゃんも林田さんと険悪ムードでフラグ立ってるよ?」
王子「案ずるな、楓香は何をしても死なん。何と言ったって体がズタズタのボロボロになっても復活の呪文を唱えさえすれば直ぐに立ち上g」
楓香「お前表出ろ王子」
王子「ひい。」

■夕飯の支度をする(1)晴輝。メニューは身体があたたまるシチュー。牛乳と生クリームを入れて風味豊かに。

晴輝「あ、牛乳の期限切れてる。…ま、1日くらいいいか」

乳製品ぞwww

■ピリピリしている(7)楓香と(10)林田を後目に(3)片山と(4)山田はマイペースに飲みながら世間話をしている。

片山「やっぱりよぅ、男のロマンは二次元にあると思うんだよ、なぁ山田青年!」
山田「否定はしませんが、僕と片山さんとじゃ言葉の持つ意味が違うと思いますよ」
片山「ンな細かいことはどうでもいい!俺は今度アパートを宇宙まで飛ばそうかと思ってる!はや〇さに出来たならアパートにも出来る!」
山田「無理です」

■仲良くなった(3)片山と(4)山田が広間に戻ると、(11)託守と(12)店長は優雅に話をしているし、寝ている(5)麻子と(6)千歳を起こすわけにはいかないし、(9)正樹がどうなるか賭けている(2)王子と(8)薫がやたら目を輝かせているし、逃げるように食堂に向かった。

片山「おし、じゃあ次は山田青年の空腹を満たすためにキッチンに忍び込むぜ!」
山田「ここが他人の館だってことわかってます?」

■(1)晴輝「おっ、(3)片山さんに(4)山田さん。ちょっとシチューの味見してくんないか?」
 (3)片山「美味だぜ」
 (4)山田「おかわりください」
 (1)晴輝「よしよしよく言った!夕飯はこのシチューとラム肉のワイン煮、あと焼きたてのバケットだからな!…ホットワインもつけるか。」

片山「どれ、お兄さんが全部試食してあげよう」
山田「厚かましい」

■「ぎゃああああ」
突如として館に響く悲鳴に目を輝かせる(2)王子と(8)薫。慌てて広間にやってきた(1)晴輝、(3)片山、(4)山田。広間にいないのは(7)楓香、(9)正樹、(10)林田。

薫&王子
「「誰が死んだ!?」」
店長「ははは、既に死者前提ですか」
山田「笑い事じゃありませんよ?」

■(8)薫「(9)正樹サンっ!死にましたか?」
 (9)正樹「勝手に殺すな」
 (8)薫「お!(9)正樹サン生きてましたね!じゃあ生きてたので(2)王子くん、1000円払ってよね。」
 (2)王子「ちっ、何故死なない(9)正樹。」
 (9)正樹「つーか悲鳴上げれるの死体発見した奴じゃんか!」
 (11)託守「…いや、何者かに襲われた際の悲鳴と捉える事も出来る。」

正樹「託守ぅぅううう!!!」
託守「冗談に決まってるだろ兄貴」

■(6)千歳「そう言えば(7)楓香と(10)林田は」
 (4)山田「さっきバーカウンターで火花散らしてたよ」
 (1)晴輝「(7)楓香と(10)林田はいつものことだからほっとけ、それより夕飯だ。(9)正樹サン、シチューだけでも食わないか?」
 (9)正樹「今の騒ぎで脱力してお腹空いたからいただこうかな」

晴輝「牛乳の期限切れてるけどな」
正樹「なに、温めてれば大丈夫だ」
薫「いや駄目でしょ」

似た者同士´・ω・`

■(12)店長「…(10)林田さん、(7)楓香さんは?」
 (10)林田「ああ、飲みすぎたみたいで部屋に戻るって言ってましたよ。」
 (12)店長「服の裾、染みがついてますが」
 (10)林田「あ、ワインですね。あー、これ落ちるかな。」
 (5)麻子「((10)林田さん…これ(7)楓香ちゃん殺ったね。)」


林田さぁぁぁあああぁあん(笑

■猛吹雪に見舞われていたのがウソのように3日後、晴天に恵まれ救助が到着。皆が帰り、誰もいなくなった館に3日間眠りこけていた(7)楓香の悲鳴が響き渡る。
(7)楓香「ひょっとして全員殺された!?」

楓香「あれ!?他のみんなは!?え、え、ちょ…ッ、……酒か?酒が悪いのか!?」

不憫すぎるぜ楓香。

■この遭難生活を(4)山田の口調でどうぞ

山田「いやぁ、まさか吹雪の中遭難するとは思いませんでした。
佐倉さんのことですが、数日後に無事アパートに帰ってきたのでよかったと思っています。
もしかしたら王子君がひたすら唱えていた復活の呪文が効いたのかもしれませんね。
シチューは美味しかったです」


おつかれさまでした。


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エムブロ!バトン倉庫
http://mblg.tv/btn/view?id=55509
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(うををををを!)
03/07 Wed 00:34:03
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