お知らせ+雑談

2011/02/05 06:05



こんばんは、おむすです。

あまり身の上話をするのは好きでは無いのですが、少しだけ言い訳をさせて下さいね。ここのところずっと体調が優れなくて(身体的にも精神的にも)、ネタは上がっているのですが文章にできない生活が続いています。精神の方は好きなアーティストを追いかけたり好きな音楽を聴いたりすれば何とか浮上してゆくのですが、身体の方がどうもおいつかなくて。2月になれば更新できるようになると宣言しておいて非常に申し訳ないのですが安定するまでもう少々の間お待ち頂ければと思います。元々あまり強い精神を持っていないものですから…(笑)、すみません。

そう言えばさきほどとても良いお話を聞いて感極まり号泣してしまったのですがそのお話を紹介してもよろしいでしょうか。


***


世界の中には弱冠15歳ほどと言えども、家庭のために身を粉にして働かなければならない子どもたちがいますね。したくてもできないことやしたいけれど我慢しなければならないことをたくさん心の中に抱え、教養を受けることもできず工場などに勤務せざるを得ない子どもたちは、かなしいことに溢れています。快適な生活を送って自由に過ごしている私のような一学生にとっては、痛ましいとしか言いようのない事実です。
お化粧もできない。可愛いお洋服も着れない。女の子にとって大切な若い時代というものを丸ごともっていかれ、毎日毎日勤務。私のような苦労知らずの人間には未だ知る由も無い世界であることは間違いないです。

私の大好きなアーティストは、アジアだけに留まらずとても広範囲で音楽活動をしている方たちなのですが、そのアーティストのあるファンの方がとある工場に行く機会があったそうです。

いつものように勤務をしている最中に、ラジオ放送がかかりました。すると今まで作業をしていた子たちが突然小さなラジオに我先にと集まり、流れ出した音楽を必死に聴こうとしたそうです。そう、それが、まさにそのアーティストの方たちの音楽だったんですね。その子たちはもちろん、歌詞の意味も分からなければ歌っている方たちのお顔も知りません。知っているのはたまに放送される歌がとても良い曲だということだけです。
それでもその子たちは「何を言っているかもわからないし誰が歌っているかも知らないけれど、一緒に歌いたくなるの」と言いラジオから流れる音楽に合わせて口ずさみ続けたそうです。

後日そのファンの方がラジカセとCDを届けに行くと、彼らは初めて見るアーティストの顔に感動して、CDジャケットをしきりに撫でてお礼を言ったとのことです。

音楽がこえてゆける距離というものがこんなにも大きく、そして広がってゆくだなんて、これを知ったとき本当に胸が熱くなり涙が溢れました。それと同時に、私の好きなアーティストが一生懸命生きている子どもたちの支えになっていることに深い感銘を受けました。幸せでした。

一ファンでしかない私がこんなにも胸がいっぱいなのです。本人が聞いたら一体どれだけの感動があるのでしょう。こんな幸せの連鎖、こんな純粋な感動の連鎖。温かい気持ちになるでしょう。


落ち込むとき、かなしいとき、つらいとき。たくさんあります。これからもあります。今もそうです。しかし私は頑張れるんです。音楽があるから。


なぜこんな話をしたのかというと、単純にとても感動したからです。正直それ以外には無いです。まあ雑談なので…。こんな話もあるんだな、と思ってくれたらそれだけでよいのです。長々と申し訳なかったです。早く更新できるよう頑張りますね。ではでは。



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