タネとパズル

2010/11/20 01:07





テストが終わって家に帰ったら私の顔を見た祖母に「まるで憑き物が落ちたようね」としみじみ言われました。そこで初めて自分のテストへの必死さを痛感。計画性が無いからこんなことになる訳です。まぁ、とにかく終わりました。

こんばんは、おむすです。
急に思い立ってちとくらを更新しました。あまり公式設定とかを気にせず書いたので色々と説明のつかないことがあったりしたらすみません。時期や方言については本当言い訳しようが無いので捏造の一種だと思って頂ければいいかなと思います(笑)


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千歳は天然物のタラシ(真性)ということで一応認識してますが、全くもってそういう意図が無いのかというと実はそうでも無かったりすると思ってます。ただ、「少しだけ匂わせてみようかな」という行動が余りにもタラシめいてしまうせいで天然物になってしまってるんだろうな、と。
駆け引きとかは意外とできないタイプなんじゃないかな。駆け引きって押し引きの絶妙な割合によって成立しますよね。でも千歳は「押し」は出来ても「引き」は下手な気がします。言葉が足りないので「押し」が大分ストレートになるんですけど、千歳の雰囲気にはそれがマッチしているので問題ありません。上手な言い回しは面倒なので思ったまま言ってとりあえずはゴリ押し。それからふと思い立ったように「引き」に入るわけですが、ここで千歳はおそらく引きすぎてしまうんだと思います。限度を超えて引いてしまう。
だから女泣かせなイメージなんだろうな。せっかくストレートな押しで相手をその気にできているのに、引きすぎるせいで相手を戸惑わせてしまうのです。そしてその過度の「引き」のせいで自分の中の好意の熱すら薄めてしまう。恋愛ができないというか、下手でしょうね。

私が何故ちとくらを好きかと言うと、お互いが上手く恋愛できるような気がするからなんです。しかしパズルのように2人が綺麗に噛み合うかと問われれば自信を持って肯定できません。私はパズルというよりも、とろみのある液体(ホットケーキのタネのようなもの)かなと思います。自分でも余り良い表現だとは思いませんが…。
お互いがお互いに無理なく自然に溶け込んでいけるような、そんなイメージ。決して意固地になって一緒に居ようとするのではなくて、補い合うことができるから一緒に居る。みたいな感じ。伝わるでしょうか…。
でも2人揃ってぶきっちょなのでそれに気付くのに時間がかかるわけですよね。あぁ本当いいよなぁ、ちとくらって。

逆に幸仁はパズルに近いかも知れません。自分の形を変えるつもりは無いけれど、相手が欲しくてしょうがない。妥協できない感じかな。相手の形を歪めてでも噛み合いたいというか…。お互いがお互いにそう思ってるから上手くいくんでしょうけど、一方通行だったら本当始末に終えないですね(笑)
決して傷つけ合うのではなくて、歪め合う。そんな幸仁を上手く書けたらいいのにな…。




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