共通用語 | ナノ
共通用語集

【契妖師】(けいようし)
文字通り妖怪と契約して主従関係を築く人の事を指す。主従関係を結んだ妖を武器に変化させて戦う。契約できる妖怪の種類・数は契妖師の才能や属性に関係してくる。
彼らは基本属性の火木水土無、派生属性(亜流属性)風雷氷光闇のどれかに属している。
戦国時代初期になってから契妖師の数が急速に増えていった。その為領主を持つ戦国武将のほとんどは契妖師だったと言われてる。しかし、江戸時代に入ってからは急速に衰えていった。なぜなら、幕府が契妖師を排除し、陰陽師を重く用いた為。そして、時代と共に妖怪の姿を認識できる人間が限られてきた為。
彼らは、妖怪と密接に関わり、さらに契妖師自身が言霊を多く用いるので偽名を使う事が多かった。
そして、契約した妖怪とは家族同然のように扱うため、道具として妖怪を使う陰陽師とは仲が悪い。

【陰陽師】(おんみょうじ)

妖怪を式神に封じ道具として使う人の事を指す。契妖師が才ある者しかできないのに対し陰陽師は修行さえ積めば誰でも習得できる。祖は安倍清明。
契妖師とは違い、陰陽師は式神を用いれば誰でも何体でも召喚ができる。その為江戸時代は幕府が重く用いて陰陽師は最盛期を向かえていた。しかし、契妖師と同様時代が流れるにつれて妖怪の姿が見える者が減り衰えていった。契妖師とは妖怪の価値観のさゆえ仲が悪い。

【天書】(てんしょ)

最高神:天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)がこの世について綴った書物。人の目には見えないが、実は空の上に書かれてあり、神々はこれを読み解き(読める内容は力によって変わってくる。)世の中を調節していく。まれに梓(さよ)のように読める人間もいる。

【魔術師】(まじゅつし)

文明開化と共に日本に入ってきた魔術を扱う人の事を指す。陰陽師と同様に誰でもでき、更に陰陽師よりもリスクが少なかったため、廃れかけていた、契妖師の家系や陰陽師の家系が魔術に鞍替えし魔術師になった。その為魔術師の中には契妖術、陰陽術を扱えるものもいる。
契妖師、陰陽師が、水や火等の自然を使うのに対し、魔術は錬金や空間等の人工物を扱う。
魔術はもともと、欧米の科学者達が日本や東南の巫術を元に作り上げたいわば人工の巫術の為、火水等の元素系自然のものは扱う事が出来ない。
現代では魔術師の人口が増え、魔術師の犯罪も増えた為、魔術師対策をしている町が増えてきている。
中でも桜ヶ丘町は『魔術師殺しの町(デス・マジックシティー)』と異名を持つほど対魔術師対策がなされている。(しかし、この情報はほとんどの魔術師には流れていない。)

【無魂者】(アシラ):

銀の眼を持ち、魔術や陰陽術が効かない人達の蔑称。
日本では無魂者と呼ばれるが、主に【アシラ】と呼ばれる。
歴史の中で常に迫害、差別されてきている。特に欧米ではアシラ差別が根強く残っている。
ww1あたりから、対魔術師用に捨てられたり売られたアシラを集め軍事的に利用されはじめた。
そのため、魔術師とアシラには根強い禍根がある。
美男美女が多い


【奇蹟】(きせき):

江戸時代初期から起きている謎の怪奇現象。しかし、人には害はなくむしろ利益を残す事が多いため『奇蹟』と呼ばれている。しかし、それは表向きであり、『奇蹟』は人柱を立てないと発動はしない。その為、『奇跡』ではなく『奇蹟』と表記されている。人柱の数、種類、『奇跡』がもたらす影響は『奇蹟』によって事なる。
ほとんどは、過去の伝説や物語が元になって起こる。近年は人工的に『奇蹟』を起こそうとする研究が世界各地で行われている。
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