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未来設定
風太大学1年、汰絽高校3年、むく5歳
後半大分下品です。
ツイッターでの妄想を実現…?


「お前、太った?」

始まりはこの一言。
もちろん、発したのは風太で、言われたのは汰絽。
顔を真っ赤にして、膝の上から下りた汰絽に、風太は首をかしげ、そうだよな…とか呟いていた。


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むくが東条の自宅に泊まりに行った日。
2人きりをドキドキと待っていた汰絽は、少し豪華な夕食をあつらえた。
大学から帰宅した風太は早速汰絽にキスを送り、熱い抱擁を交わす。
滅多に2人きりにはなれず、たまに訪れる甘い時間。


「おかえりなさい、大学どうでした? 鞄持ちます」

なんて、新婚のような行動をしたり、風太の手を握ってみたり。
滅多に訪れない甘えたな汰絽に風太もデレデレとしていた。


「今日は、いいよな」

「…聞かないでくださいよ」

夕食を終え、食器を洗う汰絽を後ろから問いかける。
少し照れた声色で帰ってきた返事に風太はかすかに笑った。
きゅっと軽く抱きしめる。


「新婚みたいだよなー」

「…ダーリン、邪魔です。洗えない」

「はは、ハニー可愛いよ」

笑いながら離れていく風太に、汰絽も思わず微笑んだ。

洗いものも終え、やっと休まる時間ができた。
風太が先にシャワーを浴び、リビングでくつろいでいる。
シャワーを終えた汰絽はためらいがちにリビングの扉を開いた。


「何か、飲みますか」

「あー…、炭酸買ってきた。頼む」

「はい」

風太に言われ、冷蔵庫から炭酸を取りだす。
コップを2つ手に取り、氷を入れて、そそぐ。
しゅわしゅわとなる音が心地よかった。


「…、はい」

ことん、とテーブルに置くと、風太はすぐにコップに口をつけた。
ありがとう、と礼を告げてから、テレビのチャンネルを変える。


「たーろ」

からかうような声で、名前を呼ばれ、汰絽は風太に視線を向ける。
にやにやと笑う風太に、こっそり溜息をつきながら、汰絽は風太に抱きあげられた。
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