20141213 丹後細川能番組 法政大学の『能楽研究』(19830331)から。cini引用 天正11(1583)〜慶長4(1599)の間で433番演じられてる(すごい) 興元が出たとこだけ抜粋。地謡はしょってる シテ→主役、中心人物、ワキ→主役の相手、進行役 @天正12年8月朔日 円隆寺 『野々宮』 シテ:松井新助 ワキ:下笠 小鼓:長岡玄蕃 A天正13年3月朔日 有吉四朗右衛門庭 『楊貴妃』 シテ:長岡玄蕃頭殿 ワキ:富勘右衛門 B天正14年2月12日 円隆寺 『三輪』 シテ:長岡玄蕃頭殿 ワキ:一色一遊斎 太鼓:幽斎様 C天正14年2月14日 米田助右衛門座敷 『舟弁慶』 シテ:長岡妙佐 ワキ:愛若太夫 小鼓:長岡玄蕃頭 D天正16年10月14日 篠山五右衛門座敷 『夕顔』 シテ:越中様 ワキ:沼田土佐 小鼓:玄蕃頭殿 忠興この前に浮舟、通小町。つよすぎ E天正16年11月8日 田辺新殿 『桜川』 シテ:妙佐 ワキ:無左衛門 小鼓:玄蕃頭殿 文禄2年の禁裏御能組に細川玄蕃って書いてあるけどどうやら玄旨(ゆーさい)との間違いっぽい。 と、こんなかんじで興元は16年のうちでシテ(主人公となる役)・小鼓合わせて計6回出演。興元がシテのときに幽斎が太鼓叩いてたり、忠興がシテの時に興元が小鼓してたり、数少ない家族のコミュニケーションってかんじでなんだか微笑ましい〜 ちなみに忠興は最多の83回出演(全てシテ)、興元の下の弟・孝之は70回でこの圧倒的差… |