好きだった(アリエッタ/TOA)
ずっと想い続けていた彼が、もう居ないだなんて。
ここに居ないだけじゃなくて、……存在していない、だなんて。
それじゃあこれからどうすればいいの。
「好きだったの、好きだったんだからぁ……」
想いをただひたすらに、よく似たあなたにぶつけて。
あなたはなにも言わないで、ただただ仮面の下の唇を噛み締めてる。
どんなことを言っても、物を投げつけたって、絶対に怒らない。
「どうして……どうしてなのだってアリエッタは……っ」
大好きで大好きで、大好きだった。
彼はもう居ない。
ごめんね、わたしはあなたを好きになれない。
ごめんね、今はまだ彼によく似たあなたを好きになれない。
ごめんね、シンク。
END
シンアリ大好きだったんですが、しばらくアビスやってないから書けないや……。
イオン←アリエッタ←シンク うまい。
[mokuji]