きみ(未来女に恋した元親)
君は僕の隣で眠っている
シャツがめくれておへそが見えている
眠ってるのではなくて死んでるのだったら
どんなに嬉しいだろう
ふと隣で眠っている元親を見てそんな歌を思い出した。
初めて聴いた当時は本当に驚いた、嫉妬したりしたけど歌に出てくる’僕’は’君’のことが好きなのに死んでいたらいいなんて思っているから。さすがに笑った、これってヤンデレ?−と。
この歌の意味がわかる時がくるなんてないと思っていた。
自分には何の関係も無いと思っていた。
なのに世の中ってものはわからない。
…実際に私がこの歌に共感することができるようになったのだから。
私が元親のいる世界に来てからもうすぐ1年が経とうとしている。どこにも行くあてのない私を拾ってくれたのが元親で私が元親に恋に落ちてしまうのには時間はそうかからなかった。
いつしか元親が「好きだ」とか「お前だけだ」とか言ってくれるようにまでなった。
…だけど、私は絶対に気持ちを返してはいけない。ずっと、元親と一緒にいたいなんてことも本当は思ってはいけない。
ー理由は簡単、血筋のせい。
家柄が悪いーとかだったらまだましかもしれない。でも、元親と私の場合は違う。
私には元親の敵にまわる血が入っている。
だから…本当は好きになんかなっちゃいけないんだ。
でも、どうしようもなく好きだから思っちゃうんだ…
元親を誰にも渡したくない、私だけの人になってほしい
このまま永久にここで、私の側で眠っていたらいいのに…
ーそんなことを。
『元親、好きなんだよ…本当はね』
言葉にできない想いを唇にのせて震えるままに元親のそれに重ねた、まるで子供みたいに所有の証をつけるかのように。
その夜、私は元親に抱かれた。
そのぬくもりに触れるのが最後だともわからなかったからー
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なんかいきなり重めの来ちゃってごめんなさい;
自分でも正直びっくりです(汗
最近読んだ歌詞の印象があまりにも強すぎて書いちゃいましたー
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