「・・・燐、約束破るね」
「へ?・・・っな、ちょ?!」


幼さの残る体を勢いで押し倒し、残る衣服を剥ぎ取る。
呆気にとられて動けない燐の体をまさぐり、首筋や鎖骨、脇腹に花を散らせばようやく抵抗をしてくる体を押さえ付けた。


「ちょっ、お前、まてよ!今年はしないって・・・!!」
「無理。燐が可愛いのが悪い。・・・ね、お願い・・・」
「やだ!いやだっ!!」
「えー・・・あ、ほら燐。誕生日おめでとう。愛してるよ・・・」
「あ、時間!雪男、誕生日おめでと!!・・・って、ちょっ・・・!」
「燐、大好きだよ・・・」


「ゆっ、ゆきのばかやろーっ!やっ!ばかぁっ!!」




こうして、今年の誕生日はしない、という約束を見事に破った僕は存分に燐を堪能しました。

翌朝、絶不調+機嫌最悪な燐も、予約しておいた白と薄緑、それから、青い薔薇のプレゼントになんとか回復。

ともあれ、今年もほぼ(?)計画通り、しあわせな誕生日を迎える事が出来ました。


燐、これからもよろしくね?









『HAPPY BIRTHDAY、MY LittleDEVIL』




End


-----------------
文/サツキ様


novel




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -