シルバー×ゴールド(ゼル伝パロ)
ファイル1:シルバー
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「…きろ、おき、…おきろよ、シルバー!」
「う、ううう……」
「起きたら悪夢なんか見ないぜ?なあ、起きろよ!」
「確かに今ここで目を開けば俺は怖い夢から解放されるだろう、だが断るッ!」
「ふざけんな」
ゴスッ!
鳩尾に強烈な痛みを感じた。これが現実なのであるなら俺は速攻眠りにつきたい。
だが生命的危機を感じて俺は目蓋を押し上げた
なんという事だろうか。目の前に俺好みの金色の目をした妖精がいる。
「ウツの木サマが呼んでんだ。オラ、さっさとこい。」
「なんだお前は」
「俺はゴールド。ウツの木サマの命令で、今日から俺がお前の相棒だ」
「なん……だと…AIBOだと!?」
「なんだそのきれの良い発音」
「つまりもう一人のオ「んな訳ねーだろが」……チッ」
性格に難ありだが、この妖精は本当に俺のストライクゾーンど真ん中の見た目だ。
「お前にはジョウトの運命が掛かってんだとよ。まあ…仲良くやろうぜ、相棒。」
にこっと笑って俺の手を引くゴールド。
そうか分かった。こいつ…ツンデレか。
そして勇者は立ち上がる
お前との明るい明日の為なら身を粉にして世に貢献してやろうと思った。