want me

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「ふーん、それなら責任とってもらおうかなぁー」



わざと厭らしく三日月に唇を歪ませれば一くんの顔が少し引き吊る。




「ねぇ、とってくれるよね責任」




圧倒的な威圧感で見降ろし見せつけるように自分のタイに手をかける。




クイっとタイを引き緩めるとカァァァっと紅くなる一くんが堪らなくて視線を注いだまま制服のシャツを脱ぎ捨てベルトの金具を外す。




同時に一くんを抱き起こしすぐそこのソファーに浅く腰掛け僕は大きくそそり立つ楔を一くんの顔の前に突き出した。




戸惑うように顔を後退させる斎藤に沖田の手が伸びる。



沖田は逃げようとする斎藤の後頭部を固定しもう片方の腕でで斎藤の後ろの方に腕を伸ばし再びクリームとスポンジを貪るように掴みとった。





そして、其を自分のそれにゆっくりと上下するようにまんべんなく塗っていく。



「っ...ちゃんと見てて、ね一くんっ」




欲情し瞳を獣の様にたぎらせた沖田が斎藤を見降ろした。




塗り終わり離れる手に白く糸を引きプツリと切れると、その指先を赤く染まる顔の前に差し出した。




「綺麗にしてくれる?」



にこりと微笑むと一くんは一瞬躊躇いそれでも決意を決めたのか文句一つ言わず口に含む。




指の付け根まで舌を這わせ綺麗に舐めとっていく一くんの視線が僕に向けられる。



なんだろうこれ、背徳感って言うのかな凄くいい気分だよね。



「うん、もういいよ一くん」




「っ、...っ!?」



僕の股の付け根を見た瞬間に表情を変える一くん。



そりゃあそうだよね、君のせいで興奮しちゃって大きさ増しちゃったし。



斎藤の後頭部に添えられた沖田の手に力が入る。




「じゃぁ次はこっち、綺麗にしてよ」



口角が上げ僕は一くんの顔をこちら側に引いた。



「何故、俺が...」



顔を反らし愚痴を吐く斎藤の耳元に腰を屈めた沖田が唇を近づけ甘く囁いた。




「ねぇ、上手に出来たらご褒美あげるよ」




妖しく響くその言葉は俺の思考を真っ白にした。



俺はその言葉に期待をしているのだろうか。




自然とそれに触れた俺の手、少しは躊躇ったが俺は其を頬張るように口にくわえ込んだ。



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