ヘラクレス復習 ペルセウスの子孫。曾孫ぐらいだった気がする 生まれる前からヘラに恨まれ、王位を告げず次男として生まれた ゼウスが強靭な子になるよう寝てるヘラの乳をこっそり与えたら吸い付く力が強すぎてヘラが飛び起きてしまった程。ちなみにこの時飛び散ったヘラの母乳が天の川になった。それにしてもこのゼウス、行動がきゅるっている このことで更に怒ってしまった(当然である)ヘラはヘラクレスが眠る揺りかごに毒蛇を投入。やりすぎである。しかしヘラクレスは赤子であるにも関わらず素手で毒蛇を握り殺してしまった そんなこんなケイロンに育ててもらって超人としてメキメキと成長したヘラクレス。人間の奥さんをもらい子供までもうけて幸せ真っ只中であった しかしそんな夢を打ち砕くのがヘラさんである。未だに怒り心頭中であったヘラはヘラクレスを狂わせ、自分の子供と義兄さん(だったかな)の子供を焼き殺してしまった。奥さんはあまりのショックに自害してしまう。そこでハッと正気に戻ったヘラクレス。激しい後悔と悲しみが襲う……ヘラのせいだがヘラクレスは知る由もないのである 悲しみにくれるヘラクレスは自分の犯した罪を償う為にデルフォイの神殿でアポロンに信託を受け取った。「お兄さんお兄さん、俺どうしたらこの罪を償えるのかな、お兄さんならわかるよね」「うん、じゃあミュケナイの王様に仕えて10個功績をあげたらいいよ」こうしてヘラクレスは本来自分がミュケナイの王様になるはずだったにも関わらず、現在の王様の家臣として仕えることになったのである… ちなみに"ヘラクレスの選択"という言葉は、あえて苦難の道を選ぶという意味があるみたいです。ばいうぃきぺでぃあ そんなこんなで王様にこき使われてかの有名な"12の功業"を達成したヘラクレス。晴れて自由の身となりました それからヘラクレスはアドメトス王の奥さんを救出したり、神々と巨人との戦いギガントマキアに参戦して勝っちゃったり、ポセイドンの子供のアンタイオスと相撲で勝負して絞め殺しちゃったり数々の冒険をしたのであった ある時ヘラクレスは二度目の結婚をする。子供をしっかりもうけて、奥さんと川を渡ろうとした時であった。ヘラクレスが子供を抱っこして急な川を渡るのはいいが奥さんを抱えるスペースがヘラクレスの腕にはなかった。そこで奥さんを運ぶ役目を買って出たのがケンタウロスのネッソス。ヘラクレスは快くOKをだして川を渡った ……のだがこのネッソス、川を渡ったところで奥さんに襲いかかった。エッチがしたいらしく奥さんに覆い被さる「きゃー!」「この発情馬め!」ヘラクレスはすかさず毒矢をネッソスにぶち当て事なきを得た。 …はずだったのだが、ここで終わらないのが発情馬ネッソスである。死ぬ間際に奥さんにこっそり耳打ちをする。「実は俺の血には媚薬成分が含まれてるんだ…」「ええ、本当?」「旦那とセックスレスとかになっちまった時はな…旦那の服に血を浸して着せたらもう…旦那なギンギンだぜ」このほら吹き発情馬め。奥さんはヒトが良かったのかころっと騙されてしまい、こっそりネッソスの血を保管しておいた… やがと時が過ぎ、くしくもその時はやってきてしまった。ヘラクレスが出来心で浮気をしようとしているのを察した奥さんデイアネイラ。「今こそ媚薬の出番だわ…」奥さんはヘラクレスの伝令仕リカースに血をたっぷり含ませた服を持たせてヘラクレスに届けさせた。 なんの躊躇もなく血まみれの服を着たヘラクレス。たちまち皮膚がただれるかのような激痛が襲う。いや、実際に焼けただれてしまっていた様子。「おのれリカース、裏切りったな」勘違いしたヘラクレスはリカースを海に投げ捨て殺してしまった。リカースは悪くない。 やがて限界が訪れたヘラクレス。強靭な肉体が災いしてなかなか死ぬことができない。かといって解毒する手当もない…。ヘラクレスは最後の力を振り絞り、木を使って自らの火葬場を作った。家臣達に自分に火を点けてくれるよう頼むが、誰も買って出ようとはしなかった。まあ確かにやりたくないだろうとは思う。はてさて困ったヘラクレス。もう痛みで動けない。そこへたまたま通りかかった羊飼いポイアス。助かったと言わんばかりにヘラクレスはポイアスに弓をあげて、火を点けてくれるよう頼んだ。了解したポイアスは横たわるヘラクレスに火をかけた…… 炎に包まれその生涯を終わらせたヘラクレス。奥さんはと言うと、ヘラクレスが毒で死んだと聞いて大きなショックを受けた。知らなかったとはいえ、自分が愛する夫を殺めてしまったのだ。絶望した彼女は、夫の後を追うように自害してしまったと言う。 半身の人間としての人生を終わらせたヘラクレスはもう片方の半身である神の血が残り、天界へと昇った。この時になってやっとヘラと仲直りをし、さらにはヘベという奥さんももらってしまった。ヘラクレスは3度も結婚をしているようだ。しかしヘラクレスよ、前の奥さん達に引け目はなかったのか? <<||>> |