ブレディとリベラ

リベラ「ブレディさん」

ブレディ「あ?…ああ、リベラか……何だよ?」

リ「同じ聖職者として、あなたに訪ねたいことがあるのです。よろしいでしょうか?」

ブ「聖職者としてならあんたの方が詳しいだろーに……何が聞きたいんだよ」

リ「私とあなたは同じ神に仕える僧侶のはずです」

ブ「はあ」

リ「置かれている身は同じなのに、あなたは随分と男らしくいらっしゃいます」

ブ「…はあ?」

リ「そこで伺いたいのですが、どうしたらあなたのように私も男らしくなれますかね?」

ブ「いや……それは境遇関係ねえだろ…」

リ「ですが」

ブ「髪…」

リ「はい?」

ブ「髪型だろ、顔も大概だが髪型がまず女々しいったらねえ」

リ「つまり、この長髪を止めれば良いと…」

ブ「どうなるかは分からねえがな」

リ「なるほど…非常に参考になりました。ブレディさん、本当にありがとうございます」

ブ「はあ、」

リ「さっそく私は髪型を角刈りにしてこようと思います。思い立ったら吉日ですからね」

ブ「はあ………!!??は!?角刈り!!?
や、やめろー!!!」




ヴィオール「おや…リベラ君、キミの美しい髪がなんだかざんばらになっているよ……一体どうしたと言うんだい」

リ「それが……ブレディさんにならって、髪型を角刈りにしようとしたら……止めさせられてしまいまして」

ヴ「……!!?角刈り!?」

リ「絶対に男らしくなると思っていたのに…残念です」

ヴ「そりゃあ皆も止めたくなるね……いいかいリベラ君、今後一切髪型を変えようと思わないでくれたまえよ、頼むから……」

リ「はあ…ヴィオールさんがそこまで言うなら…分かりました」



リ「……、角刈りが駄目なら、やはりアフロなのでしょうか」






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随分昔に書きなぐったネタ

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