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→あなたを愛しましょう
誰かの懇願する声が聞こえ目覚めると、見たことのない天井が目に入った。
相変わらず声が聞こえる横へと顔を動かすと、赤く火照り、目元にはたくさんの涙を溜め、ほっぺたには泣きあとが付いた、天使かと見まごう程可愛い、金髪の子どもがそこにはいた。
「僕のせいで…、ごめんなさい」


→こっち向いて、先輩
憧れだと思っていた気持ちが違うことに、俺は常磐(ときわ)さんが卒業してから気が付いた。
そして俺は見ていることしか出来なかった高校時代が心残りで常磐さんが進学した大学へと入学した。
少しずつ、少しずつ。1年かけて徐々に先輩との距離を縮めていったが、俺が1年かけたことを、奏多(かなた)くんはたった3週間で達成した。


→ストーカー会長×平凡
学園の人気者の会長に堂々とストーカーされる主人公。
なんで俺なんかをと思いつつ、忙しい仕事の合間にやってくる会長を心配しながらもなるべく会長の為に気付かない振りをする。ストーカーの会長を心配する主人公という謎の関係性。
「自分の心配してください…」


→元人気者×元健気
僕は昔、中高一貫の男子校に通っていた。
思春期真っ只中なのに周りは男だらけ。
こんな環境では自然と対象は同性である男へと向かってしまう。
僕も例に漏れず、高校時代には人気者の柳瀬川(やなせがわ)くんという同級生に密かに想いを寄せていた。
高校3年に上がる前、僕は駄目元でもいいから柳瀬川くんに気持ちを伝えようと決意し、人通りの少ない薄暗い校舎裏で告白をした。
告白は予想通りの結果だったが、心に傷跡深く残し、一生柳瀬川くんの事を僕は忘れられないだろうと確信した。

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