(自分の為の日記)
本当に?
自分の為の日記なら、人の目に届く所に置く必要なんてない。本当は誰かに見て欲しくてたまらない。"誰か"なんて言葉を使って居ても、その誰かはもう決まっている。ただ、その誰かの"名前"を出したら逃げ道が失くなってしまうから。"誰か""何か"みんな同じ。最初から答えは出ているんだ。ただ臆病で怖がりの私が逃げ道なくして万人の目に触れる可能性がある所に置くなんて出来る事じゃないから。
(4/1)
気付いたら止まり方が分からなくなっていた。それなら止まらなくてもいいかも知れないと思った。
気付いたら退路は失くなっていた。道もいつしか1本になっていた。選択肢は2つ。最期まで走り続けるか、未来へと向かうレースから脱落するか。
自分で自己暗示をかけるしか方法はない。どんなに心で違うと思っても他人は勿論自分にすら嘘をつき続けなければならない。
(4/6)
弱音でも吐かなきゃやってらんない?
そんなことあるはずがない。
弱音を口に出す事は、言葉にする事によって自分に信じ込ませ自分を正当化しているにすぎない。所詮言い訳。
口に出しちゃいけない。言葉にしちゃいけない。
弱音、愚痴みんなみんな自分を奈落の底に陥れる言葉。
自分自身に嘘をつけ。
嘘をつくことは悪いことじゃない。陥れるのは悪い事だけども。
"嘘"は本来面白おかしく話を書き換え人を楽しませる為にあるものだ。あるものだった。現在は意味が変わってしまったけれど。本当の嘘は人を励まし、笑わせ、よい方向に向かわせる為にあるものなんだ。
嘘をつくのはたやすく、そして苦しい。でも嘘をつく苦しみを嘘で補ってはならない。時を待て。嘘でもやがて本当に変わるから。
私は嘘をつくのは得意だが苦手だ。いくらでも嘘はつけるのに、誰にも嘘はつけないから。
人の気持ちが考えられない。嘘をつけない。傷つけて背負わせて、例え相手が気にしなくても、私が傷ついて、立ち止まりそうになって。独りで立つことすらできない。ましてや歩くことなんか出来ない。幾度となく甘えるばかりで、与える事ができなくて。でも、それに気付くと嫌われるんじゃないかって怖くなるから考えないようにして自分をごまかしてる。
強く生きたい。強く生きるふりしかできない。君には強く生きてるように見えてるのかな。
君は、私をどう思っているのかな。
私に優しい顔を見せないで。好意を見せないで。
錯覚してしまうから。付け上がるから。私が君の1番になれるような気がして。
例えば、あの人の様に、常に違う世界を見ていて私があの人の中の1番多くを占める事がないことが分かっていたなら、私も純粋にあの人が好きになれる。
でも、君は時々私だけをちゃんと見てくれるから、それはほんの一瞬なのに私は錯覚してしまう。私が1番になれるんじゃないかって。
でも君の1番は私じゃないから。いつ君が居なくなってしまうかわからないから、失うのが怖くて純粋に好きになることが出来ない。
私は君を好きになりたいから、だから
私を嫌って
私にやさしさを向けないで
私とは違う世界を見ていて
(4/18)
私は貴方の為に行動できない。貴方を思ってする行動もすべて私の為だから。
私は私の世界に在る事しか話せない。
それでも貴方が望むなら
私は
(4/22)
行こう。
(4/1)