(唯一のまどろみ)

混沌とした中から意識が浮き上がるのを感じて重たい瞼をゆっくりと持ち上げようとすると、それを制する一人の手があった。
まだ寝てろ。あんた最近寝てなかっただろ。大丈夫だ、俺がここにいるから。
男の言葉を聞いて、あぁ自分は寝ていたのか。と気付くも瞼の上に乗せられた男の手の温もりと共に意識は再び混沌の中へと沈んで行った。
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