12月23日(金)03時21分 の追記
〜どこかで買い物中〜
「なあ謙也、女の子のパンツってなんであんなに余計なもんついてんねやろ」 「余計なもんて?」 「ほら、レースとかリボンとかスワロフスキーとか。あと名前分からんけどビーズが連なったやつとか。あ!あれなんてお花ついとんで、かわいらしなあ。姉貴と友香里のもめっちゃ色々ついとんねん」 「…見たんか?」 「やって洗濯物で…ってあれ?謙也くんちょっと顔赤くないですか?」 「やかましい!ちゅーかそりゃ白石の言う通りやろ」 「俺の言う通り?」 「かわいいから」 「なるほど。せやけど俺はなんもついてない方がええなあ」 「そうなん?」 「そう。黒かグレーのシンプルなやつ。ボクサーやったらなお良し」 「男もんやん」 「おん。実は俺、男が好きやねん」 「へえ」 「まっ、謙也があれ履いてた方が興奮するけどな」 「あれってあのピンクのやつ?」 「いや、その隣の白」 「ふうん。俺は白石があれ履いてた方が興奮するけどな」 「白?」 「ピンク」 「そっか。…ってそれどういう意味や」 「う、うっさい!自分で考えや!」 「いきなり照れんでも!よし!謙也!あのパンツ買ってこ!」 「なんでそうなんねん!」
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