11月03日(木)22時53分 の追記


おめでとー!おめでとー!
「いやあ〜悪ぃな、こんな祝ってもらって」
「なんの、おめでたいことですから」
「柳生の言う通りだ」
「つうか遠慮するなんてお前らしくないじゃねえか」
「だな!じゃ!みんな元気で!」
さよならー!さよならー!

「…ふぅ、遂に丸井も去ったか」
「これで残りは俺達三人だな」
「ですね。果たしてこの中で誰が一番最初に………ペアプリになれるのでしょうか…」
「…」
「…」
「…っちょ、ちょっとー!暗いですよ!?どうしたんですか!?」
「いや…薄々気付いてたんだけど、俺がペアプリになるのってもう、相手が四天宝寺中の石田銀と以外ありえない気がして…」
「スキンヘッド繋がりですか…」
「ああ…」
「外見的特徴では駄目だろ」
「今、俺の唯一の希望が消えた」
「ジャッカルくん!お気を確かに!」
「そんなことより、貞治が千歳と出た時の俺の気持ちを考えてくれ」
「あー…」
「もうあれでデータ繋がり、幼なじみ繋がりが消えた。しかしそれでもまだ僅かな希望はあったんだ」
「一体何ですか?」
「不二と糸目繋がり」
「それ俺のスキンヘッド繋がりと同じくらい頼りない希望だぜ!?」
「しかも一ヶ月後、不二は見事に俺を裏切った」
「いえ不二くんのせいでは…」
「俺という男がいながら宍戸を選んだんだッ…!」

「…しかし柳くん、そしてジャッカルくん」
「どうしたんだ、柳生。そんなに眼鏡を光らせて」
「諦めるにはまだ早いですよ。ペアプリには…無限の可能性があるのですから…っ!」
ピカーン!!!

〜第一回、今後ペアプリになりそうなやつを考えよう!会議〜

「はい」
「はい、柳くん」
「ペアプリは商品だ。会社としては採算がとれなくては困る。お客様に買っていただくために、やはりある程度はキャラの人気を考えると思うのだ」
「なるほど」
「そこで、過去二年のバレンタインチョコ獲得数に注目してみた」
「さすが柳!それっぽいぜ!」
「その結果を見て、俺がペアプリになるのでは、と思うのは比嘉中の平古場凛だ」
「確かにありえそうですね。ペアになるのは誰でしょうか?」
「財前光などどうだ。人気もそれなりにあると思うのだが。キャッチコピーは、『我が道を行くクールな天才!』でどうだ」
「異議あり!」
「ジャッカルくん、何か問題がありましたか?私にもかなり真実味があるように思えたんですが」
「ペアプリにはそれぞれの声優同士の対談が必須だろ?…だから…その…財前はなさそうだなあ〜…と」
「なるほど大人の事情か…」
「ですね…」
「あっ!じゃあそれを踏まえて俺の意見なんだけど、氷帝の鳳はどうだ?声優も最近ル/パン一味に入ったし、今年のチョコ獲得数も上位だったし」
「とするとペアは誰だ?」
「そうですね…青学の大石くんはどうでしょうか?ダブルスの名手ということで」
「おっ!あるかもなあ!」
「ですね。ですが私、他に二人ほどペアプリになりそうだと思う人物がいるんです」
「誰だ?」
「一人目は遠山金太郎くんです。もう一人の主人公というくらいですから、なっても良いと思うのですが」
「それもそうだな」
「でもペアが思い付かないぜ?」
「私もそこに悩みました。実はもうお一方に関しても、共通点のあるペアが見つからなくて。日吉若くんなのですが」
「うーん。俺も思い付かねえな」
「でしょう?」
「いや、一人いる」
「本当ですか!?柳くん!」
「誰だ!?」
「俺だ。マッシュルームヘア繋がりで」
「だからそれ俺のスキンヘッド繋がりと同じだって!」




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本気(本気と書いてマジと読もう)な話、ジャッカルはスタミナ繋がり、柳さんはデータ・作戦参謀繋がり、柳生はフェアプレイ繋がりがあると思うんですが…どうでしょう集●社さん。
てか柳さんの髪型ってッシュルームヘアなんでしょうか。でもそれ以外どう呼んだら良いかも分からん。
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