10月11日(火)22時30分 の追記
「ゲームやろうぜ!」 「お〜いきなりなんや、謙也」 「ゲームやりたいねん!」 「ゲームって、何のゲーム?」 「ジャーン!これや!」 「…人生ゲーム?」 「せや!昨日押し入れ掃除してたら見つけてん」 「あらあ、ええやないの、人生ゲーム。久々にやりたいわあ。アタシ銀行やんで!」 「小春がやんなら俺もやんで!」 「やろうや!白石もやるやろ?」 「うん、じゃあ」 「白石たちゲームするん!?」 「せやで。金ちゃんもやる?」 「やりたい!」 「んじゃやろうなあ。…財前帰んなよー」 「…勘弁してくださいよ」 「えぇー、やろうや、ひかるぅ〜」 「謙也さんその声まじキモいんでやめてください」 「なんやとー!」 「まあまあ。ええやんか、たまにはみんなで遊ぼうや」 「そうやそうや〜」 「いや俺人生ゲームは紙やのうて画面派なんで」 「なんやと!?紙ええやんか!勢い良く回しすぎてルーレットがぶっ飛んだり、固定のはずの家が一個無かったり、子ども産みすぎて車に乗らなくなったり、白紙の職業カードに最強の職業書いてみたり、そういう紙人生ゲームあるあるを一緒に楽しもうやあぁ〜!」 「うわこの人まじ面倒臭え」 「ひかるぅ〜」 「ざいぜぇ〜ん」 「部長まで…。はあ、分かりましたやりますよ」 「よっしゃー!やるでー!」 「10分で終わらせたる。億万長者でゴールしてな…!」 「株マスターと呼ばれた俺を舐めるなよ!」 「クク…あえて面倒な銀行役をやることで、敵の財産状況を全て把握する…悪いけど勝たせてもらうでえ…!」 「常にルーレットで10を出す技を身につけた俺に死角は無かった…」 「コダクサンの異名を持つ俺を忘れてもらっちゃ困るな…御祝儀は貰ってくで…!」
「…待つばい」 「!?」 「その勝負…俺もやらしてもらうたい」 「お、お前は…!」
チャンチャンチャララーン♪チャーラ♪(テーマソング)
〜次回予告〜 部室に現れた謎の男の正体とは! 果たして、謙也たちは人生ゲームを始めることができるのか!? 次回!ゲームマスター☆ケンヤ「人生ゲームの車の数が六台ということを、僕たちはまだ知らない」乞うご期待!
---------- テニヌいち喋り方が分からない男、千歳。次点に真田。
|