10月09日(日)00時38分 の追記


▽ジャッカル桑原の場合

「ジャッカル、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「お、おう。なんか難しそうだな」
「そこまで深く考えなくても良い。気楽にやってくれ」
「分かった」
「では、いくぞ」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「おー!すごい動きだなあ。じゃ、赤で」
「なぜそう思った?」
「悪ぃ、特に理由は無いんだ。俺、ファイアーとか言ってるし、赤にした方がキャラクター的に良いかなって。あ、でも良く考えたら、ブン太とかぶっちゃうかもな…。そしたらごめんな」
「…ジャッカル、もっと楽に生きろ。あとハズレだ」


▽真田弦一郎の場合

「弦一郎、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「(い、いきなりなんだ。一体どうしたのだ蓮二)…分かった。やってみよう」
「いくぞ」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「どうだ」
「(ええ!?突然奇怪な踊りをしたと思ったら、もう終わりなのか!?何だ!?これは一体何なのだ!?…ハッ!もしや、この俺を試しているのか!?これも全国大会で優勝するための鍛錬の一つなのか!?ありえる!ありえるぞ!しかしだからといって、さっきの踊りが何色を表しているのかなどさっぱり分からん!そもそも信号機を表しているのかさえ疑問だ!いやしかし弱音は吐かんぞ!真田弦一郎、この試練に真っ向から立ち向かう…!)…きい」
「違う」


▽丸井ブン太の場合

「丸井、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「おっけーい!青!」
「いやまだ何もやっていないのだが」
「だって俺に柳の出す問題なんて分かるわけねえもん。だから先回りしてみた。ど?合ってた?」
「…合っていた」
「おぉー!やっぱ俺って天才的ぃ!」


▽切原赤也の場合

「赤也、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「分かりました!」
「いくぞ」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「赤!」
「残念ハズレだ」
「ええー!くっそー!じゃ、次俺がやります!」
ジャンジャカジャンジャン!(謎の舞)
「あはは、何だその動きは…!」
「ヤッター!柳さんのツボに入ったー!」
キャッキャッ!キャッキャッ!


▽仁王雅治の場合

「仁王、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「ご褒美は?」
「は?」
「それが当たったら、俺は何をもらえるんじゃ?何か賭けなきゃ面白くないぜよ」
「では逆に、お前は外したら何をくれるんだ?」
「何でも?参謀の望むもんなら何でもやるきに。やからお前さんも、俺が勝ったら、のぅ…?」
「…良いだろう」
「楽しみじゃのう。デジカメ用意せんとな」
「では俺も母親から愛情サイズを借りるとするかな」
〜以下意地の張り合い〜


▽幸村精市の場合

「精市、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「分かった〜」
「よし、行くぞ」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「どうだ?何色だと思う?」
「俺は水色が好きだよ!」
「俺は白が好きだ」
「白も良いよね。蓮二似合うし。あ、そういえばこないだもさぁ〜」
〜以下永遠に続く話〜


▽柳生比呂士の場合

「柳生、今から俺があることをする。お前はそれが、信号機の赤・青・黄色のどれを表しているか当ててくれ」
「分かりました」
「では、いくぞ」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「…黄色でしょうか」
「なぜそう思った?」
「今のところ、根拠は何も。しいて言えば勘です」
「そうか。しかしハズレだ」
「うーん、もう一度やっていただけますか?」
「ちょっと待て」
シュビドュビシュビドュバッ!(謎の舞)
「…分かりました。今度こそ黄色です」
「ほう」
「実のところ、あなたのその動きには何の意味もありませんね。意味を持っているのは、あなたがその動きの前に言う言葉です。『いくぞ』ならば青、『ちょっと待て』ならば黄色。赤は『待て』でしょうか。ということで、先ほどの正解は黄色…って柳くん!?いつの間にそんな遠くへ!?」
「飽きた」
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