「「よろしくお願いします」」
「そう固くなるな、よろしくな」
目の前にはサングラスをかけた坊主の園長先生。某アニメの幼稚園の園長先生の様だ。今日から新しい幼稚園に勤めることになった私と幼馴染の名前Aは今、園長室にて軽く説明を受けている。
「あの、他の先生は・・・」
「ああ、もうすぐ来る頃だろう」
ガラガラッ
「来たか」
園長室の扉が空いて、厳つい人と・・・物凄いイケメンが入ってきた。ドストライク、何だこのイケメン。カチューシャがちょっとあれだけど、それを除けば私の好みのタイプ。
「ここの先生は少なくてな、お前達が来てくれて助かったよ。自己紹介してくれ」
「荒北靖友」
「東堂尽八です」
「苗字@、名前@です」
「苗字A名前Aです」
「これから、この四人で園児達を頼んだぞ」
「やばいよ名前A!東堂先生めっちゃタイプ」
「・・・だと思った。でもアレはないでしょ」
「?アレって・・・ああ、カチューシャ」
更衣室に案内されて早速ジャージに着替えてエプロンをつける。他の先生も兼用だけど今は使うと言ってあるので誰も入って来ることはない。
「まあいいんじゃない?イケメンだし、なんかクールそう」
「クールだといいね」
着替え終えた私達は更衣室を出て呼ばれていた教室へと向かった。
「揃ったな。そろそろ園児が登園して来る頃だろう。場所の説明は一通りしておいたが、園児を見るに当たっての説明はお前達に任せたぞ」
そういうと園長先生は教室を出ていってしまった。
「あーめんどくせぇなァ」
「荒北、人数が増えて嬉しい事ではないか。よろしくな、苗字@さん、苗字Aさん」
「あ、はいっ」
「歳いくつだよ」
「二人とも23です」
「同い年だな、敬語はいらんよ」
東堂先生人当たりいいなあ。荒北先生はちょっと怖い。ヤンキーってかんじ。ていうか同い年なんだ、よかった。
「む?どうしたのだ?俺の美形に見惚れてしまったか?」
「・・・え?」
「そうかそうか、まぁ、仕方ねーな」
え
えっ
なんなのこの人。あれですか、もしかしなくともナルシストですかこの人。
「おい東堂、引いてンぞ」
「あーいいの、放っておいてあげて。理想が高過ぎて今までストライクがいなかったにも関わらず今日はじめて自分のドストライクの人を見つけたのにナルシストでショック受けてるだけだから」
「あー、何か悪いネ」
「何ィ!?」
こんなかんじで仲良くなりはじめました。
to be continude
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