ぼくは寒い冬のあたたかいクリーム
シチューのような存在になりたい
美しさだけが抽出されたやさしい世
界で今日もあなたは何も知らずに生
きている、その事実にぼくはひどく
安心してひどく恐ろしくなる
idiot/イディオット/白痴
此処は優しくて温かくて、ぼくはい
つまでも抜け出せないんだ
あなたとぼくが違う人間なんだって
はじめから気づいてるよ
ゆっくり吐き出して棄てた言葉
"aishiteru"
もしも泣きたくなったらぼくにキス
をしてね、ぎゅっと抱き締めるから
とろけてしまいそうな幸福を掬いあ
つめる術をぼくはずっと探している
あなたがいなくなるゆめをみた