「もう二度と仁王となんか口聞かない」
「こっちのセリフじゃ」
「ああ嫌だ、とっても嫌だ、ハゲ仁王」
「お前がな、そのままバットで、打ち返す」
「はっ、字余ってんじゃん。五七五も知らないわけ」
「あえて字を余らせ余韻を残す、おまんには五七五の風流が分からんのか」
「あんだとコラ!」
「やんのかコラ!」
「…いやお前ら口聞いてんじゃん」
「「うっさい丸井(ブンちゃん)!!」」



「ていうか何があったんだよ、お前らさっきまで一緒にピュレグミ食ってたじゃん」
「知らねーよ。もう二度とあんな菓子食うかって仁王に伝えて」
「口悪っ!…しょうがねぇな、仁王、柚が二度とあんな菓子食うかって」
「お前にやるピュレグミなんぞない、謝りんしゃいって柚に伝えんしゃい」
「柚以下略だ」
「なんで謝らなきゃいけねーんだよ死ね仁王って伝えて」
「仁王、以「おまえが死ねって伝えんしゃい」
「柚「じゃあお前は生き地獄を味わえって伝えて」
「に「じゃあお前は死にながら生き地獄を味わえって伝えんしゃい」


「だあああああ!!なんだよお前ら!普通に会話してんじゃん伝えなくていいじゃん!」
「ケッ、」
「ぺっ、」
「…ったく、何があったんだよ」

「仁王が、」
「仁王が?」
「いやおまんが悪い」
「あ?あんだと」
「待て待て、この調子じゃ仲良くエンドレスマーチじゃねーか」
「とにかくね!仁王には私の気持ちなんか分かんないのよ!」
「分かりたくもなか」
「だから何が」






「お菓子の王道っつったらサッポロポテトでしょーが!!」
「ピュレグミじゃ!!」
「そんな理由で!?」



「ていうかお前ら、それジャンル違うから」
「「え」」
「あと一番はプリンだろ」



――――
再びエンドレスマーチ(笑)
そんな理由でシリーズでした。
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