「ねぇ」
「何」
「人生のすべてに絶望しながらできるだけ苦しく死ねばいいのに」
「は、……は!?」
「……」
「え、ちょっと待ていきなり何だよ!?さっきまで一緒にポテチ食ってただろ!」
「……はぁ、」
「ハイきました。いただきました、ため息と軽蔑の眼差し」
「ホント分かってない。分かってないわ丸井のミドリムシ」
「ミドリムシ!?なんかそれ傷つくからやめろ!」
「はーあ、死ねばいいのになぁー!」
「そんな大声で言わんでも」
「はーあ、丸井の鼻くそやろう」
「それはやだ」
「……」
「ていうか俺なんかした?いや、なんもしないでこの仕打ちはないと思うけど」
「……ポテチ」
「ポテチ?」
「ポテチ、が、」
「?」


「のりしお味じゃなかった…」
「そんな理由!?」


「くそ仁王のやろう。のり塩買ってこいって言ったのに…!」
「はぁ…」
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