財前と対等に言い合い


「先輩、なんでいつも図書館来るんすか?」
「本が好きだから意外になにがある?」
「ハッ、そんなキャラちゃうやん」
「ピアスぼかぼかつけてる図書委員に言われたくねぇー」
「まぁええわ。ほんで何や、なんで俺が当番の時ばっか来んねん」
「いや、自意識過剰も甚だしいよ」
「全部委員長に聞いてんやけど」
「あんの野郎…!」
「先輩の負けやな」
「じゃあ逆に聞くけど、なんで財前くんはいつも私を見てるわけ?」
「それこそ自意識過剰やろ」
「その顔むっかつく」
「ハッ」
「まぁいいわ。白石に聞いたこと、本当だったんだー」
「!?」
「ふーん、財前くんがねぇ、」
「っちょ!部長に何聞いたんすか!?」
「教えてほしいの?」
「くっ。べつに教えてほしいとちゃいますわ」
「あっそう」



 
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